カテゴリ:インド産
今頃まだ池袋戦利品。
インド産アメジストです。 かの虫歯石と同じ店で買ったもの。 これもまたへんてこりんな形状に結晶しています。 写真ではどうにもきれいに写らなくて歯がゆいばかり。 ちょっと言葉で補足します。 水晶は断面が6角形、先端がとんがった形が基本スタイルですが、 写真の石は、どれ一つとしてとんがりが多結晶になっていないかわりもの。 一番手前の結晶を見てください。 先端がとんがる代わりに逆に凹んでしまった「虫歯石」と同じように、 先端が凹んでいますが、単に凹んでいるだけでなく、 同心円上に……というか何重にも凹んでいて、 それが集まっている様は、まるで花束のよう。 同じ店で触像アメジストを買っていますが、 結晶のエッジ(角の部分)などの鋭さからみると、 溶けてこのような形になったのではなく、 理由やメカニズムは不明ですが、 最初からこういうへんてこな形に結晶したのだと思います。 南インドのアメジストには、ちょっといびつな結晶が こんもり花のように群れているものがあって、 フラワーアメジストのエレスチャル版というイメージで、 エレスチャル・フラワーと呼ばれていることがありますが、 今回の写真の方が「花」っぽい。 通常の整った形の結晶ではない、ちょっといびつな、 複雑な形の結晶をエレスチャルと言うのであれば、 これぞ、まさにフラワー・エレスチャル。 こんな変な結晶をみたのは初めてです。 あまりの不思議さ加減に、一人でいくつも買い込み、 会場で居合わせた何人もの人に勧めまくってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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