カテゴリ:インド産
南インド産のへんてこアメジスト第3弾! これは、こちらの石と一緒に籠の中から探したもので、 大きさとしては指先ほどの小さい石ですが、 色がきれいで、へこみ具合が見事だったので思わずチョイス。 これは形がおもしろい、こちらは色がよろしい、 こっちは小さいけれど色と形が揃っていて特徴がよく出ている……と、 同じタイプの石を思わず買ってしまう典型的な例です。 相変わらず、写真ではへこみ具合がうまく写し取れませんが、 くっつきあった3つの結晶それぞれが、見事に杯状にくぼんでいます。 たぶん、水を入れたらそれぞれ一滴ずつくらいは入るでしょう。 へんてこな形の結晶という点で、昨日は「エレスチャル」と言ってみましたが、 ふつうのエレスチャルの形は、水晶が成長する際の珪酸分の濃度と 結晶する速度によるものということで、 たとえば、角の部分がより早く成長していくのだというように、 へんてこはへんてこなりに、どうしてそうなるかがなんとか納得できますが、 こちらのへこみアメジストは、どうしてこんなことになるのか、 私の頭では説明が付けられそうにありません。 それどころか、こんなにきれいなアメジスト色ではなくて、 そばに同じ色合いの水晶らしいアメジストがなかったら、 思わず、「本当に水晶? 別の石じゃなくて?」と疑問を呈してしまうかも。 何しろ、この手の結晶は今回初めて見たので、ネットで調べていても、 同じような結晶が出てきません。 もしかして、アイス・クリスタルのように今後どっと大量に出てきて、 名前も付けられてしまうものなのか、 たまたま一部の石好きさんの目にとまっただけで、 人知れず埋もれていくものなのか……。 今度のミネラルショーでも探してみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|