カテゴリ:ネパール産
ヒマラヤ水晶です。ガネーシュ・ヒマール産です。 高さ5.5センチほどの、小さなクラスターです。 根本の方にちょっと灰色っぽい内包物が入っていますが、大部分は透明。 結晶の表面が、成長線などで微妙に凸凹しているところが、 写真では逆に味になり、氷のような質感を醸し出します。 結晶の形が、ずんぐり型でなく、先細り型……でもなさそうで、 いわゆる普通の「レーザー・クリスタル型」であることが、 ガネーシュ・ヒマール産にあっては、少数派かも……。 この水晶は、この氷のような質感がヒマラヤ水晶らしく、 小さいにもかかわらず風格を備えていると思うのです。 逆に、手にずしりと来る大きさと重さでありながら、 見所が「ヒマラヤ水晶の風格」ではないものもあります。 先日、今まで見たことがないおもしろい表情を持つ ガネーシュ・ヒマール産水晶を見ました。 言い表すなら……「虎縞」? 色ではなく、凹凸の虎縞模様という感じ。 「おっ」と思ったのですが、「虎縞」のおもしろさは、 その大きさを必要としていないように思われました。 要するに、その大きさの水晶を買うだけの決め手ではない。 こんな時に、大きな結晶しかないのは困りものです。 まあ、いくつか仲間石があったので、奇跡の一点ものと言うわけではなくて、 運が良ければ小型版にも巡り会うでしょう……。 石選びのキーワードの一つに「変」が入っている私ですが、 ことガネーシュ・ヒマール産水晶については「風格」というキーワードも、 ある程度の割合を占めているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/02/16 11:21:07 PM
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