カテゴリ:産地不明
イリス・アゲートと呼ばれる瑪瑙があります。
イリスとは、ギリシャ神話の虹の女神の名。 その名の通り、ぱっと見は、ごく普通の半透明白(色味がない)なのに、 薄くスライスして光に透かし、ある一定の角度から見ると 瑪瑙の微細な縞模様……層構造で光の干渉が起こって 虹色のイリデッセンスを示すのだそうです。 こちらのサイトさんで、美しいイリス・アゲートの写真が見られます。 http://www.ne.jp/asahi/lapis/fluorite/gallery7/500iris.html 珍しいもの好きの私のこと、そういう石があるのなら、 ぜひとも手にしたいところなのですが、なにやらとても珍しい石なのだそうです。 (※2007年の池袋ショーで売られていたとか……見つけられませんでした!) 滅多に見かけないから「珍しい」なんだよねー、と、 訳のわからないことをいいながら石の写真を撮っておりましたらば。 なーんか、ほんのり虹が見える瑪瑙があるんですけども。 特別な瑪瑙ではありません。産地は多分ブラジル。 染めではないナチュラルな瑪瑙のスライスが欲しいぞ、と、 探して買った、よく言えばとてもナチュラル、悪く言えばごくフツーの石。 この、外周部分の半透明な部分に、マクロレンズでずずいと迫ってみると……。 なんだか、虹……のような……? リンク先の写真に比べると、笑っちゃうほどうすーい虹で、 これではいくらひいき目に見ても、イリスアゲートとは言えないものの、 それでも虹と言えば虹っぽい。 イリスアゲートは、とてもレアな石だと言うことですが、 もしかしたら、誰も確かめていないだけで、意外にあったりしないだろうか。 目立たないけれど、その気になって探せばある。 気がつかないと普通の値段なので、探し当てればとてもおトク! ……そういう石は、とてもとても好みなのですが(笑)! なんだか、瑪瑙のスライスを見る目がギラギラしそうです。 お店の蛍光灯では、見つけるのが難しいかなあ……。 この「ほんのり虹」、石を裏返して反対側から見ると、 もう見えなくなってしまうようなデリケートなもの。 探すには、かなりの注意力が必要なようです。 虹のような、虹ではないような、ほんの少しの虹の気配。 そういえば、昨日、石オフ会をしたときにも、 太陽に虹っぽい暈がかかっていました。黄砂かな? 虹に見えるような見えないような、そんなあたりが似ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/04 04:16:53 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|