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2008/03/04
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カテゴリ:その他
えー、ちょっと私らしからぬネタですが。

パワーストーンでは、「浄化」というのがあります。
個人的には浄化はやってないですし、
「浄化という行為をすればそれだけで浄化される」という考えにはちょっと疑問。
浄化に「効果」があるのなら、「効果」を生むのは「行為」ではなくて
その行為を行う者のイメージの力(心の力)だろうと思ってます。


まあ、私個人の考えはさておき、浄化にはいろいろあって、
「塩」を用いた浄化があります。
塩に埋める、塩水につける、方法はさまざまですが、
かなり強力な浄化であり、用いる塩については「天然塩」がよいと言われています。
「粗塩」がよいと言われている場合もあります。
一方で、「工業的に作られた塩は良くない」という意見もあり、
その塩とは、一般に売られているサラサラの食卓塩を指しているようなのです。

天然塩→海水から作った塩(自然に近い)
粗塩→さらに自然に近い感じ
工業的に作った塩→人工的

……というイメージだと思われます。
浄化というのはイメージの力なので、そのイメージを高めるために、
より自然に近いものを使いたい……という考えには共感できます。

……が。
ちょっとここで考えておきたいことがあります。
工業的に作った塩→食卓塩と考えてしまいますが、
現在食用として売られている塩の原料は、海水です。
食卓塩も元は海水なのです。
それをイオン交換膜法という方法で、海水中のナトリウム分だけを取り出しています。
決して工業的に合成したものではないのです。

では、このイオン交換膜法で作られた塩とその他の塩の差は何かというと、
塩分以外のミネラル分の分量の差です。
海水を煮詰めたり蒸発させたりして作る塩には、
海水中の塩分以外のミネラルも残りますが、
イオン交換膜法の塩には、ミネラルが少なくなります。(ごく微量な差だそうです)

ミネラルが残っている塩→海水そのままの成分で自然に近い
……という考えなら、イオン交換膜法で作ったのではない
塩の方がいいかもしれません。

さらに。
伯方の塩……というのがありますが、
この塩の原料は実は日本の海水ではなくてメキシコ。
メキシコの海水で作られた原塩を日本でもう一度精製しています。
また、粗塩については、普通の塩と精製方法が違うのではなくて、
塩にしてから粒の粗いままか、ふるいにかけたりしているかの差だけのようす。
伯方の塩ホームページ→http://www.hakatanoshio.co.jp/hakatanoshio/kotei.html


ミネラルが残っている→海水(自然)に近いというのは、なるほど根拠がある話ですが、
メーカーの名前や粗塩などのネーミングだけで「この塩は自然に近い」と思っていると、
自分が期待したような「近さ」ではないかもしれません。

塩、浄化の象徴、母なる海の生み出したもの。
どうせこだわるならとことんこだわってみてはいかがでしょう!

……ということで、超個人的におすすめしたいのがコレ。
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岩戸の塩 125g
価格:820円 (税込) 送料別


岩戸の塩(376g)
価格:2,400円 (税込) 送料別

なぜ、この塩をおすすめするかというと、
まず、海水を鉄の釜と薪の火で煮詰め、焼き上げた塩であることがひとつ。

もうひとつは、この塩を作る海水が神前海岸で採取されていること。
神前海岸というのは、今は伊勢市に合併してしまいましたが、
元は二見町と呼ばれたところにありました。
二見町と言えば、二見浦。
神代の昔、伊勢に天照大神をお連れした倭姫命がこの地を訪れた際、
あまりの美しさに二度振り返ってみた……という故事にちなむ場所。
神前崎のほど近くには二見神社があり、大小二つの岩を大しめ縄で結びつけた
「夫婦岩」が有名です。

ここは、江戸時代、お伊勢参りが盛んだった時代、
伊勢参宮の禊ぎの浜として、多くの人が訪れた場所でした。
さらに、同じ二見町には、「御塩殿神社」があります。
ここは、伊勢神宮に納める塩を作っている場所。

このように岩戸の塩が作られている場所は、
神話の地、歴史ある禊ぎの浜、
今もなお伊勢神宮に納める塩が作られているところなのです。
しかも海水100%、手作り。

海で、塩で、浄化というなら、ぴったり!
……だと思うのですが。

追記:塩で浄化をお考えの場合は、石の性質と形状を
よく考慮した法がよいのではないかと思います。

個人的には塩水の浄化はよほどの覚悟がないとできません。
特に「濃い塩水に長時間つけおき」は、ブルブルブル。

こんな体験をしたことがあります。
「塩の結晶を作ろう!」と思い立ち、結晶がよく見えるように黒い陶器の器に
塩水を造り、自然蒸発で放置しました。
陶器にはガラス質の釉薬がかかっていて、
貫入と呼ばれるひびが入っていることがあります。
このとき使った陶器にも貫入がはいってまして、
そのひびに塩水が染みこみ、洗って乾かすと
ひびにそって塩が白く浮き出てくる塩吹き器になってしまいました。
その後また水に長時間つけて塩抜きしました……。

石にはひびやすきまがあります。
ブレスレットのビーズには穴が開いているし、
ビーズに磨いたことで内部のひびが外部に貫通している可能性も高いです。
へたに塩水浄化したら、「塩ふき石」になってしまわないでしょうか。
短時間でも、ビーズの穴には塩水が入り、
そこはどうやっても拭くことはできないですよね。

それでも塩で浄化!
……というのなら、器に入っている塩の上に、
別の器に入れた石やブレスレットを載せる。
(海外サイトで紹介されていた方法)


石やブレスレットのまわりに盛り塩をする


等の方法が無難でよろしいのではないでしょうか。






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Last updated  2008/11/02 09:49:45 PM
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