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2008/03/15
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カテゴリ:インド産
緑の面

ヒマラヤ水晶です。ただし産地はインドのクル渓谷。
最近、クル産のヒマラヤ水晶で、色の濃いクローライトが内包されたものを見かけます。
インド産ヒマラヤ水晶に内包されたクローライトは、
色が明るいものが多いようなイメージがあります。
濃いものは、全く見かけなかったわけではないですが、
最近まとまって見かけます。

濃い……というより、インド産ヒマラヤ水晶をうっすら彩る酸化鉄の赤~茶色に、
クローライトの緑が映えて、色鮮やかと言った方がいいのかもしれません。
こういう濃いクローライトを内包するタイプには、
あまり大きな結晶を見かけないようにも思います。

白い面

同じく小さな結晶が群れたクラスターです。
こちらの内包物は、白。
水晶が白濁して白いのではなくて、
白い内包物がぎっしり入っているために白くなっています。
実際は何かわかりませんが、質感が緑泥に似ているので、
便宜上「白い緑泥」とちょっと矛盾した呼び方をしています。
こちらも酸化鉄の色に白が映えて、ちょっと不思議な雰囲気

クル産の水晶というと、うっすらピンクに色づいた素直な形の水晶を
思い浮かべますが、実は個性豊かです。

そして……
今回紹介した緑のクラスターと白いクラスターは、一つの石です。

両面

こんな感じに、実は薄~いクラスターで、
片面が緑、片面が白くなっています。
人呼んで「煎餅・クラスター」(KURO造語)

母岩にくっついて結晶しているならわかりますが、
こんな風に薄っぺらで両面に結晶しているなんて、
いったいどうやって結晶したのでしょう?

そういえば、以前に色の濃いクローライトを見たときにも
薄っぺらなクラスターでした。
薄っぺらなので、大きく結晶しないのかもしれません。

もちろん、全部が全部両面結晶の薄っぺらクラスターではないですが、
両面結晶のものもたくさん見かけます。
ちょうど掌くらいの大きさで両面楽しめ、
薄っぺらなので軽くてお値段格安。
とてもお得な「おいしい」クラスターなのです(笑)。






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Last updated  2008/03/15 09:44:24 PM
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