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2008/03/22
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フィーリング・ブレスに続いて、私用ブレス。
個人的に注目している素材がコレ。

ロータスシード

……蓮の実。
え、石じゃないじゃないかって?
石も使ってますよ~、少しだけ。
できたブレスはこんな感じ。

シード・ブレス

大きめ金属パーツを使っていますが、薄い金属を使っているらしく、とても軽いです。
蓮の実も軽いので、ビーズにすれば10ミリ玉よりも大きいですが、
とても軽くて手触りがやさしいブレスになりました。
蓮の実はご覧の通りのつや消し茶色なので、石も色味を抑えて水晶のみ。
蓮にちなんで蓮の花カットの水晶と、緑泥入りとクリアなヒマラヤ水晶です。

蓮は、泥の中から生えながら、その葉や花は泥に汚れていないことから
この世の悩みや迷い(=泥)に染まらない悟りの世界(=蓮)の象徴とされ、
チベット仏教には「オン・マニ・パドメ(ペメ)・フム」という
有名なマントラ(真言)もあります。(パドメ=蓮の花のこと)
ヒーリングの分野でも、浄化の象徴などとして、ときどき引き合いに出されます。

しかし、私が注目しているのは蓮であると言うより「種」であること。

種、芽吹く前のかたち。
成長のエネルギーを秘めた、命のカプセル。

桜の開花が宣言され(@東京)、いよいよ春本番です。
春は、寒い冬が終わり、すべてが芽吹き、花を咲かせ、
命が勢いよく活動を始める時期。

ところで、冬は「増ゆ」「富ゆ」という言葉に由来するのだそうです。
寒い季節、命は小さく丸まり動きを止めているようでいて、実は、じっくりと力を蓄え、
あたたかくなるとその力、命が「張る(=春)」のだと。

だとすると、芽吹く前の種は、「増ゆ」の形。
命、力、可能性……さまざまなものを秘めた、「張る」を待つもの。
そんな風にも考えられます。

水晶にも「シード・クリスタル」と呼ばれるものがあります。
レムリアンシードはなじみですが、

のような水晶も「シード・クリスタル」と呼ばれるようです。

これらシード・クリスタルは
レムリア人の魂や記憶やメッセージが記録されているというようなイメージが
くっついていることが多いですが、
これは、記録されている(らしい)ものよりも、
それがきっかけになって芽吹いていくであろう可能性を重視して
「シード(種子)」と呼ばれているのでしょう。

ビーズになってしまった種は、実際には芽吹くことはないけれど、
種、芽吹きの力を秘めたもののイメージを身につける。
そんな気分を味わってみることにします。







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Last updated  2008/03/22 10:40:09 PM
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