カテゴリ:産地不明
ちょっと変わった(と思う)ターコイズをば。 ターコイズの魅力の一つは、青い(緑っぽいのもありますが)中に紛れ込んだ 母岩が作り出す模様。 母岩と言うことでマトリクスと呼ばれたり、 編み目のように見えるものが多いことからスパイダー・ウェブとも呼ばれます。 模様のバランスがターコイズの表情を大きく左右しますし、 産地によって特徴があり、産地特定の決め手になったりするようです。 (私には見分けは付きませんが) 練りと言われるフェイクのターコイズでは、このネット模様も かなりわざとらしかったりします。 また、ターコイズの部分とマトリクスの部分では硬度が違うため、 磨いたときにマトリクスの部分が余計に削られてしまったりして、 わずかな段差ができてしまうことが多く、 そういうへこみが練りか否かの見分けポイントになると言う話も聞いたことがあります。 さて、今回の石、ターコイズの大きめ三角ルースは、 裏面に、磨きの腰のへこみ、母岩部分のへこみが見られるので、 練り疑惑はないと言ってもいいでしょう。 (樹脂含浸については不明) それより何より、このターコイズは模様が変わっています。 編み目のようと言うより、唐草模様か黒くて小さな小花模様のよう。 ネットの模様から黒い成分がターコイズの中にわずかにしみ出しているような…… これは……まるでデンドライト。 聞くところによると、植物のようなマトリクスが入ったものを デンドライト・ターコイズ(デンドリチック・ターコイズ)と呼ぶのだそうですが、 これは、デンドライト・ターコイズなのでしょうか? 検索してみても、写真が出てこないんですよねえ……。 写真でいいから、デンドライト・ターコイズを見て、比べてみたい……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/03/23 09:51:03 PM
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