カテゴリ:アクセサリー&手作りもの&番外編
作り始めると続いてしまう「ものづくり症候群」。
植物モノ、種モノを素材に作ったシード・ブレスも続いています。 これも種といえば種なんですよね。 鳳眼菩提樹というらしいです。 表面に付いた細長い紡錘形のあたりが「鳳凰の目」なのだそうです。 同じ種類の木でも、「眼」の形が違うものがあり、 「眼」が三角形のものには「龍眼菩提樹」、 四角だと「虎眼菩提樹」という名前が付いているようです。 種モノに興味を覚えててにいれたものの、 何をあわせようか、かなり長い間考えていました。 あうかなとおもった石は、ラピスラズリをはじめ不透明で、濃い色合いの石。 でも、この濃い茶色に濃い色合いの石では、かなり重苦しい印象になりそうです。 どうするか、と思っていたところ、とある石を見つけました。 水晶で、半透明淡黄色。 「レモン・クォーツ」という名前がついていました。 実は、透明淡黄色のビーズと半透明淡黄色のものが同じところに入っていたのですが、 選んだのは、半透明の方。 ネットショップで、同じ石が 「レモン・クォーツ」 硫黄がはいって黄色くなった水晶です。 ……と紹介されていましたが、これは違います。 硫黄入り水晶は、意外に少なく、きれいな透明や半透明にはなりにくく、 例えて言えば「果肉入りレモンジュース」のような感じになってしまいます。 この場合のレモン・クォーツは、 スモーキーを加熱して淡黄色にしたものであると思われます。 しかし、私が選んだ半透明のほうは…… 手にとって転がしてみると、ふわりと浮かぶ、ムーンストーンのような光。 これは、イエロー・ジラソルと同じ特徴です。 ビーズの方は産地が不明なので、ジラソルと言い切れませんが 個人的には光を当てると方向に関係なくスターか ムーンストーンの輝きのような光(ジラソル・フラッシュ)が出る水晶が ジラソル(回る太陽……というような意味)の名前にふさわしいと思っているので、 このビーズは、「イエロー・ジラソル」といいたい。 このほんのり柔らかい色が、なぜか鳳眼菩提樹にぴったりな気がする。 一番きれいにジラソル・フラッシュが見えるビーズを選んで買い込み、 早速作ってみました。 手前のビーズが、「イエロー・ジラソル」(といいたいビーズ)。 サイズが12ミリなので、全体的に大粒のブレスであることがおわかりいただけるかと思います。 それでも素材が違うというのはおもしろいもので、 同じ12ミリでも、石のブレスだととてもごつく感じてしまうのに、 種モノだと、さほどでもありません。 それでも、重さが出ないようにシルバーパーツや8ミリ水晶を挟んで、 濃い色合いの中に輝きをちりばめました。 これでイエロー・ジラソルではなくて12ミリ透明水晶だったら、 印象は変わってしまったでしょう。 ほんのわずかの金色の存在感。 このブレスレットのポイントです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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