カテゴリ:インド産
アポフィライトです。 繰り返します。アポフィライトです。魚眼石です。 間違いなく。 アポフィライト(魚眼石)といえば、普通は透明。あるいは緑。 希に淡いピンクやレモンイエロー、見たことはないですが紫もあるそうです。 ……というのは、アポフィライト自体の色の話。 水晶が内包物によって赤くなったり緑になったり青くなったりするように、 アポフィライトも内包物によってもっと多彩な色になります。 赤もあれば黄土色もあるようす。そして茶色も。 まるで、チョコレートで形作ったようなこの石は、 内包物によって茶色になったアポフィライトなのです。 前々からねらっていたんです、この色。 通常のアポフィライトは、透明感と輝きが美しい石。 しかるに茶色のアポフィライトは、透明度はなく、表面の照りも今ひとつ。 透明アポフィライトの“影”のような。 しかし、一見地味な茶色の色合いは、アポフィライトのシャープな形に重みを与え、 堂々たる量感を持った石に変えてしまいました。 見た目は透明きらきらのアポフィライトに比べればかなり地味ですが、 何とも言えない存在感が魅力。 以前にミネラルショーで見かけて(そのときは大きすぎて断念)存在を知ってから、 探していたのです。 本当に少ないのか、地味なので出回ることが少ないのかはわかりませんが、 意外に見かけない色ではあるようです。 さて……表面のぷつぷつはなんだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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