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2008/06/09
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新宿ショー3日目。会期は4日目ですが、私にとっては3日目。
懲りません。

今日は、鉱物科学研究所の掘秀道先生による無料鑑定会が開催されたので、
ものは試しと参加してみました。

事前に整理券をもらい、時間前に中央階段で待機。
待つ間、周りの石好きさん(知り合いの人も、初めてお話しする方も)とおしゃべり。

遠目に鑑定の様子を見ていると、対象の石は、石製の香炉のようなもの、
両手で持つような水晶のクラスターなどさまざま。
掘先生は、ルーペで覗き、時に条痕を確かめて鑑定されています。
知り合いの石好きさんは、酸を付けて鑑定されたと言っていましたが、
できれば「非破壊」でお願いしたいものです(笑)。
見ている限りでは、ルーペでの観察が中心のようす。

そしていよいよ私の番。
鑑定をお願いしたのは、パキスタンのガーネットの中に食い込んでいる緑の鉱物。
もう一つは、緑泥で緑になっているとおぼしい柱状結晶の謎の鉱物クラスター。
「どちらもパキスタン、北部のギルギットのあたりが産地だと言われました」と
まずは知る限りの情報をお伝えし、先生が鑑別するようすを観察。
この石が何であるかを知りたいという思いはもちろんありますが、
同じくらい、どうやって石を判別するか、そのようすにも興味あり。

先生は、ルーペを手に、あっちからこっちから入念に観察。
結果、どちらも
「透輝石ですね。透輝石はわかりますか?」
「ダイオプサイト……ですね?」
「そうです。どちらも、標本としてはまあまあいい石だと思いますよ」
とも言っていただきました。

ガーネットの中の鉱物の方は、アパタイト?と思っていたのですが、
予想は見事に大ハズレ。
やはり石を判別するのは素人には荷が重い。

しかし、先生にも苦手分野はあるようで、
別の石好きさんは水晶の内包物が何かを聞いたそうですが、
「それは難しい……」とおっしゃっていたそうです。

今回持ち込んだ石は、自分の判別に自信が持てなかったので「鑑別でも」と
思い立ったわけですが、それまでに何人かの石好きさんや石屋さんに
聞いてみたことがあります。

結果は諸説さまざま。
聞くところによると、鑑別ができる人でも得意不得意があるようで、
やっぱり数を見ている人は強いとのこと。

もっとわかるようになりたいです……。







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Last updated  2008/06/09 11:02:29 PM
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spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
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