カテゴリ:アフリカ産
新宿ショー最終日の撃沈石の一つです。
すでに紹介したモロッコ産カルセドニーの仲間石。 仲間と言うからにはこれもカルセドニーです。 泡が群れているようなもこもこ具合は、いかにもカルセドニー。 オレンジのようなピンクのような色合いが、 ひどく生き物めいて見える、ブキミすれすれのおもしろさ。 それだけなら手を出さなかったのですが、 この石はこのもこもこの上を薄皮一枚、透明な層が覆っていて、 その透明層が、カルセドニーと水晶のぎりぎりラインで わずかに結晶の形をしているらしく、 シルクというかサテンというか、微妙な輝きを見せるのです。 キモかわいいとかそう言う言葉は使いたくありませんが、 これは、あえて「ブキミきれい」……といいたい。 このとき見つけたカルセドニー達は、どれもこれもブキミできれいで超個性派ぞろい。 そばには小さな水晶がぎっしり結晶したきらきらのミニジオードもあったのですが、 この個性の前には迫力不足。 こっち(カルセドニー)の方を先に見てしまったら、 キラキラジオードの方は目に入りませんでした。 私は、石については意味やパワーではなく、 その石の表情・個性、石から(自分が)得るイメージの広がりを重視します。 そんな私にとって、このカルセドニー達は、ど真ん中強烈ヒット。 中にはジオード状になっているものもあり、それなどはもう、それだけで一つの世界。 すてきすぎ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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