カテゴリ:ネパール産
ヒマラヤ水晶です。 ガネーシュ・ヒマール産です。 パソコンを再セットアップすると、今まで一発変換できていた単語がすべて吹っ飛ぶので、 ガネーシュも「がねー主」等と変換されて、 いっそのこと「金ー主」とでも単語登録したら おめでたくていいかもしれないと思ってしまいました。 それはさておき、大好きガネーシュ・ヒマール産水晶。 5センチ×6センチほどの母岩付きクラスターです。 母岩の上に貼り付くように、 途中まで緑泥でグリーン、先端は透明な結晶がたくさん生えています。 裏返して母岩を見ると、こちらも緑泥がたっぷり含まれているらしく緑色。 灰緑色の抹茶を振りかけたような、渋くて粉っぽい感じです。 結晶が生えている表側からも、極小の結晶を通してこの母岩が透けて見えていて、 粉っぽい母岩からつやつやした結晶が生えるコントラストが、ちょっといい感じ。 全体的に見ると色が渋くて、透明な部分は照りも透明感も抜群なのに、 ほかの石に負けて目立たない、そんな感じの石でした。 でも、この色合いと、角度を変えるたびにきらりと光る 結晶の美しさに惹かれて思わずチョイス。 さて、先ほど母岩に貼り付くように……と書きましたが 要するに母岩から結晶が垂直に生えているのではなく、かなり斜めに生えているということ。 しかしそれは、水平な母岩に斜めに(寝そべるように)結晶が成長したのか、 実は晶洞の壁面の部分だったのかはわかりません。 つまり、母岩付きであっても、母岩を水平状態にして石を見る必要はどこにもないのです。 さらに、写真を撮るには、どの角度から見たら石が一番美しく見えるかを考えなくてはなりません。 「立てて写したいけど、底面が平らなじゃなくて立たないから」 ではなくて、ならばどうにかして石を立てて固定する方法を考えなくてはなりません。 人間の側の「撮りやすさ」よりも、石がきれいに見える角度優先です! あれこれひねり回し、やはり結晶の大部分が上を向く角度がよかろうと決定。 いろいろ秘密兵器を駆使して石をベストな角度で固定。 今度はカメラを構えて、光との関係がきれいに見えるポイントを探ります。 背景は黒。石の色が渋いので、明るい色を選ぶと石が沈むからです。 クラスターであるこの石を正面から見ると、結晶が重なり合ってきれいに見えないので、 ちょっと斜めから…… どうでしょう、風雪にさらされる壁面で雄々しく成長する木々のような…… 静かに強い美しさが移せていれば成功なんですが……。 写真に薄して気がついたこともあります。 結晶が途中まで緑、途中から透明だとわかっていましたが、 写真で拡大してみると緑の部分が全部ファントム! なんだかラッキー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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