カテゴリ:アクセサリー&手作りもの&番外編
先日の金ルチル入り水晶ブレス、なかなかできが良かったのでほくほく愛用中です。
ところで、私、以前文章書きのまねごとをしていました。 作家とか、そういうたいそうなものではなくて、印刷会社でパンフレットの文章を書いてただけですが。 ともあれ、(元)文章書きの端くれ。気分が乗ると、文章で格好をつけたくなります。 こんなに気に入った石なんだから、文章でもかっこよく書いちゃうよ~! ……という気分なんですが、油断するとやりすぎます。 今回のブレスの時も、 そこでタイトルは「Gold Ring Equlipse(金環食)」。 黒い空に浮かび上がる、一瞬の金の輪。 ……のくだりで、実は最初、 闇をしたがえ、鋭く輝く光のブレス ……と書いていて、 書き込みする前にハタと我に返り「闇、従えてないし。やりすぎ~」と、書き直しました(汗)。 ほかでも「何を大げさに書いてるんだ」というところがありましたら、 単に「うはははは~」とノリで書いてるだけですので、笑って見逃してくださいませ。 さて、そういう舞台裏があったんですが、 このたびは、自分で書いたボツ文章に乗ってみることにしました。 自分で書いて自分で乗せられていれば、世話はありませんが……。 というのも、「闇をしたがえ」のところで思いついたのです。 「闇をしたがえ」なんだから、もうひとつ、お供ブレスがあったらどうだろう? そういえば、「真夜中ブレス」とタイトルを付けたブレスがあったはず。 コレです。 ヌーマイト(ヌーマイトじゃないかも)とラルビカイトだけを使った黒ブレスなので、 「minuit(フランス語で真夜中の意味)」とタイトルを付けました。 オニキスやオブシディアンのようなつやつや真っ黒ではないけれど、 かえって色むらがあるようすが「夜」、何かが潜んでいる夜の雰囲気だと思っている このブレスレットを「闇」の代わりにお供にしたがえさせたらどうだ? ……ということで、一緒に腕にはめてみました。 なんだかいいかも。 真っ黒でないぶん、ルチル入り水晶となじみがよく、 金ルチルの金属的な輝きが、いっそう引き立つ感じがします。 しかし、金ルチル入り水晶ブレスが8ミリビーズメインなのに対し、 真っ黒ブレスの方は10ミリメイン。ちょっと大きさがアンバランスです では、この際もう一つ、ヌーマイトを使って同じデザインで作ってみたら? これも以前やってみたことがあって、サンストーンのさざれをつかったブレスと ムーンストーンを使ったブレスを作ったことがあります。 フィーリング・ブレスで仲良く売れ残っているのでここで再登場(笑)。 太陽に対する月なんですが、このときは色のバランスを考えて サンストーンにオニキスの組み合わせをムーンストーンではスモーキー・クォーツに変えたり、 若干石の並びも変化させていましたが、 今回は全く同じ並び、ビーズの大きさ、金属ビーズの種類もそろえて作ってみたら。 そこで登場、双子の黒ブレス! 金ルチル入り水晶に対して、8ミリのヌーマイトと10ミリのヌーマイトを一粒。 4ミリのヘマタイトラウンドカットを使ったところでは、4ミリのラルビカイト。 石の並び、間に挟む金属ビーズも全部同じ。 最初に登場した「minuit」ブレスのあまりビーズなので、それに比べると黒さがちょっと劣るのですが、 「黒すぎない」と言うか、単なる真っ黒でないところが逆にいい感じ。 たぶん、これをオニキスのような色むらなしの黒ビーズで作ったら、全く雰囲気が違うと思います。 金ルチル入り水晶の方は、透明水晶に金ルチルなのに、どこか影がある感じ、 ヌーマイトブレスは、黒いけれど色むらの感じや、銀色のシラーを浮かべるラルビカイトのおかげで、 黒くなりすぎない、「闇」というよりは「影」な感じ。 光と影ではあるけれど、どちらかだけではなく、 両方を含んでいるために釣り合いが取れている感じでもあります。 こんな風にイメージで遊ぶことができるのも、手作りブレスの醍醐味でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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