カテゴリ:アクセサリー&手作りもの&番外編
なんとな~く続いているブレスです。
金ルチルブレスとその「お供」のヌーマイト・ブレスの兄弟ブレス。 使っている石はラルビカイト。 石の並び、使っている金属パーツは同じで、前記二つのブレスで4ミリビーズを使っているところに、カレン・シルバーを使っています。 これで、このデザインのブレスは三兄弟になりました。 最近このブレスがお気に入りです。 ラルビカイトという石は、この名前で売られていることが少なくて、 たいていラブラドライトとして売られています。 マシなところでも「ブラックラブラドライト」。 私が買ったところでは、こともあろうに「大理石」。全く違います……(涙) 「ブラック・フェルドスパー」の名前も見かけました。 まあ、フェスドスパー(長石)と言えばそうなんですが……。 ラルビカイトの和名は月長石閃長岩。 おおざっぱに言えば大部分がムーンストーン(カリ長石)に、ラブラドライトと同じ長石(斜長石)、石英、雲母が混じった深成岩……岩石なのです。 もっと簡単に言えば、見た目ラブラドライトに似ているのに、成分としてはほとんどムーンストーン(カリ長石)という石。 そうとわかってみてみると、ラブラドライトとして売られていても、その輝きはシルバー~シルバーブルー。 本来のラブラドライトのように鮮やかな青や金、オレンジなど朝や金色、暖色系の光は見えません。 黒(たぶんこれが雲母)混じりの灰色にシルバー~シルバーブルーの輝きが浮かぶさまは、とてもクール。 このクールさが今の季節に合います。 三兄弟ブレスの割に、金ルチルブレスとはちょっと合わなくて、合わせるとしたら三本一緒か黒いヌーマイトブレス。 ヌーマイト・ブレスもいろいろ色が混じった真っ黒ではないニュアンス・ブラックなので、灰色に光が浮かぶラルビカイトと合わせると、黒っぽくありながら黒すぎない、微妙な表情が楽しめます。 8ミリ玉が中心のブレスですが、もう一段大きめのビーズで作れば、もっとハードな感じになって、男性でもいけるかも。 さて、ラルビカイトはビーズとして見かけるようになったのはここ1,2年ですが、決してレアで珍しい石ではないようです。 なんと、最高級の御影石と呼ばれる建材でもあるのです。 つまり建材に使えるくらい大量に産出する石だということ。 ときどきビーズを買いに足をのばす御徒町に、ラルビカイトと思われる建材を外壁に使ったビルがあり、「お~、ラルビカイト」と、まじまじ壁を見つめてしまったことがあります(←怪しい)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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