ここにも変な水晶
オリンピックの開会式を見ながら書いてます。海のシルクロードのシーンが良かったです。やっぱりここは中国の石でも。見つけたときは、「……ダルネゴルスク(ロシア)?」と思いました。写真ではうっすら緑の白に写っているのが「水晶」です。水晶ですよ、これ。ほんのり緑の色合いと、この水晶に見えない形、ひょっとして石自身も自分(?)が水晶であることを忘れてるんじゃないかと疑いたくなるようなこの奇妙な形は、へんてこ水晶のメッカ、ダルネゴルスク産じゃないのか?これとかこれに似ていませんか?……ところが、これは中国産。やるな、中国。あの大きな国からは、何が出てきても驚かないことにします。(加工・偽物については大いに嘆きますが)この水晶には、パイライトや紫のフローライトもくっついていて、この組み合わせは、なるほど湖南省。ダルネゴルスクではみかけません。それにしても全く変な形。六角形で頭とんがりの水晶の基本スタイルは、一見したところどこにも見あたりません。「Quartz」という文字を伏せておくと、たいていの人は「え? 水晶?」と驚きます。うーん、変だぞ中国、変だぞ湖南省。へんてこ水晶好きとしては、ここからも目が離せません。※ヤオガンシャンと聞いたのですが、Shangbao, Hunan, China.のラベルでそっくりなものを見かけました。