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カテゴリ:えいご
今日は「英語」のおはなし。
子供の英語って難しい。 何を話しているか分からない。 というのが わたしの高校時代の印象でした。 高校の授業はついていく力はあったものの 小さい子供の英語ってむずかしーーーい。 確かに日本語だって ご飯をマンマ、 立つことをタッチ など特殊な幼児語があるので きっとガイコクジンさん達にしてみたら ???? の世界だと思う。 CAに来て 当時3歳の娘がプリスクールに、 5歳の息子がキンダーに通い始めた。 キンダーは ABCの練習から始まるが それを エー、ビー、シー と発音する方法だけでなく sound out をして 家庭では教えてください といわれた。 つまり、ABCは、 ア、ブァ、クァ、と発音する。 ”like”を書くときに エル、アイ、ケイ、イー とスペリングを教えるのではなくて ル、イ、ック、エ とそのアルファベットの音で 子供にスペリングを認識させるという方法だ。 これは英語の基礎から習った人でないと分からない。 当然、わたしは高校から現地校だったので分からない。 そのうち、 小学校1年生になった息子の授業のお手伝いを始めるようになる。 この始めの2年間が 子供と会話するための 一番の英語レッスンになったかもしれない。 ある日授業で ”Th”のつく単語を 子供に書かせていた。 女の子が thingymabob と書いて、持ってきた。 うーん、これはどう意味かなぁ。正解かどうか分からないなぁ と思って先生に聞きに行くと 先生が笑って OK! とのこと。 thingymabobというのは 小学校低学年くらいまでが使う 「こんな感じのもの」 という意味だった。 たとえば、 I found my treasure thingymabob. (宝物みたいなものを見つけたよ。) 固有名詞の後につける単語。 今までは子供達が applethingy (りんごちゃん) などなど。 何でもthingyとかthingymabobとか つけている言葉が それまでわたしの耳には聞こえていなかった。 息子や娘も 子供ももちろん、使えていなかった。 ところが昨年末位からか。 その言葉を子供達は家でも連発するようになり 今では何かと thingymabob とか thingy をつけて話している。 これで、やっと現地校英語の出来上がりなんだろうな。 対等に子供同士でおしゃべりできるって言うか。 でも、こんな言葉って 学校では教えてもらわない 経験で知るものだとおもう。 そういう意味で その時々の経験て 語学だけでなく いろいろなことにおいて大切だと思っている。 いま与えられている環境を受け止めて 経験できれば きっとどこでも生きていく力がつく。 と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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