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カテゴリ:教養本
【送料無料】 日本人のための憲法原論 / 小室直樹 【単行本】を読んだ。 伊藤博文は第日本帝国憲法をつくったが、憲法という制度を導入するだけでは日本社会にねずかないということを、見抜いていた。 欧米にはキリスト教があり、神の前には皆平等であり民主主義が生まれた。伊藤は天皇を神とすることにより皆を平等とし民主主義をつくった。 しかし、問題点は西欧では憲法が王をしばるためのものであり、日本ではその王(=天皇が)が神であるということだ。 天皇が絶対的であれば、それが暴走してしまうことになる。このことが後々、軍部に利用され日本は軍国主義に陥ることになる。 昭和に失敗に終わるではあるが、伊藤はどうしたかというと、天皇はその先祖の天皇に対して責任を負っている、すなわち縛られているとした。すなわち、天皇は人民と契約を結ぶのではなく、天皇同士で契 約をむすばれるとした。 短いですがご清聴ありがとうございました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.26 13:37:11
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