テーマ:心と家族と人間関係(1216)
カテゴリ:二世帯住宅
先日来、少し引きこもり気味の舅。
それでも、舅のお兄さんのところへ、田植えや牛の世話の手伝いには出かけてる様子。 朝早く、わざと聞こえるように、 「さぁ今日も、いっちょ兄ちゃんのところで○○やってくるかぁ」 と叫んで出て行きます。 それに対して、娘は必ず、顔出して、 「オジイチャン、行ってらっしゃい」と声掛けてます。 それはそれでヨシと思ってます。子供がすることですから。 でも、私は無視してる・・・冷たい嫁と言われようと、話したくない。 それでも今日は昼前には帰って来てた様子。 駐車場に車いれてる音がしてたので、あぁ早く帰ってきたのかぁって思ってました。 今日はお昼には、姉が来る予定になってたので、私の車を奥の駐車場へ移動し、手前の駐車場を空けて2階へ。 それで、姉が来ることが階下に舅にもわかったのか、舅はお昼12時頃、庭先に出てホウキを持ってウロウロし始めた。 この舅のホウキ持ってウロウロは掃除する気など毛頭なく、誰かが来るのを待っている時の常套手段。 舅のウロウロは2階の台所の小窓からよく見えるのです。また始めたなと思ってたら、姉が来ました。姉が、門扉を開けて入ってくると舅は、いかにも、奇遇のような顔で 舅「あら、おねえさん、お久しぶりで」 などと、随分、お愛想のいいこと。 姉は姉で、そ知らぬ顔で 「あらぁお義父さん、今日はもうお帰りだったのですね、ちょうど良かった。お昼用にと思って、パン焼いてきたんです。ライ麦パンですから、お義母さんも召し上がれますから、どうぞ」 って。 姉よ、さすが、貴方は営業職だよ。しれぇっと、喧嘩夫婦に会話させるようなモノもって来るんだもんなぁ 別居しようかなって思ってるんだけどねぇって話しながら・・・ 来週、弁護士さんと話してからでも遅くはないだろうし、早急に答えを出すこともないだろう・・・って話をしていたら・・・ 舅が、チャイム鳴らしてから上がってきて、ノックしてから、ドアを開けた いつもは、ドカドカと上がってきて、ガバっとドアを開けるのだけど。 そして、手には、大きな紫陽花の鉢。 「裏庭に置いて咲いてた紫陽花なんだけどね、花が終わったら、植え替えしようと思ってたんだけど、良かったらお姉さん、持って行って。いつも色々お世話になって、今日はまた美味しいものもらって、花が終わったら、この付近から切るんだよ、一見、丸坊主になるけど、その方が来年、また大きな花咲くから・・・それからね、これ新じゃが、兄貴のところの畑で今朝掘ったものだから。陽菜子さんのところのは後でまた持ってくるから」 やけにニコニコして、取っ掛かりが出来たのかいなぁ・・・ 姉に言わせれば、独り立ちできてない、甘えん坊の末っ子ちゃんなのだ、と。 兄弟5人の末っ子で、小さい時はオジイチャンもオバアチャンもいて、姉や兄がいて、若く結婚して、奥さんがいて、子供が常に誰か同居してて、結局は淋しがりやのジジィなんだろうなって姉は言って帰りました。 姉が帰るときも、舅は、すれぇっといつの間にか駐車場まで出てきて、 「ご両親にもよろしく、気をつけてお帰りねぇ」 なんて言って。 旦那にも、今日は早かったんだねぇ、なんて、珍しく声かけたりして、よく判らない舅です。 でも、結局は、甘えん坊のさみしがり屋のワガママじじなのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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