勝手に入るな
階下とは完全冷戦状態。それでも、姑は何かと手を欲しがるような素振り。朝から土砂降りの雨の中、「犬の散歩に行こうかと思うけど、菜っちゃんは?」と声掛けてくるので、「今日は雨の降り方がひどいので、行かせません」行けるか、この土砂降りにってぐらいの降り方。それでも姑は、運動しないといけないから一人で行くわ、と出て行った。午後から友人が子供連れて来る予定だったので、その前に買い物を済ませようと思い、娘にレインコートを着せて出かけようとしたら、また姑が「出かけるの?菜っちゃん預かろうか?」「いえ、一緒に出かけますから、お外に出たいって言ってますので」友人が子供つれてきて、子供達を遊ばせてたら、また姑が顔出して、「スイカ切ったから、子供さんたちに」その友人が帰るとき、夕方、車庫まで見送りに出てた。その間に家の電話が鳴ったのは判ってたが、用事のある人はほとんど携帯へ掛けてくる、家の電話は殆どがセールスと考えて間違いないから放っておいた。友人を見送って、家に戻ると、舅がうちの電話に出て喋ってる。それも言い方が非常に横柄。「どこに掛けてるのか判ってるのかね・・・」なんて調子。挙句に、「うちは関係ないよ」と切ってしまった。私「何ですか?」舅「うん、電話鳴ったけどね、外にいたからと思って、上がってきて取ったら、ワケ判らないから切ったよ、あれはたぶんね、架空請求とかいう奴らだよ」すると電話がまた鳴った。取ってみると、なんと、祖母の入ってる施設から用件は、祖母が施設の夏祭り前に自分の浴衣を作るので、その時、菜豚子のも作りたいから身長を教えてほしいという電話だった。そこでフト思い聞いてみた私「もしかしてたった今電話しませんでしたか?」施設の人「えぇお電話差し上げたのですけど、全然お話の通じないご老人が出られて・・・」舅は、逃げの体制「お義父さん、今後、留守中に勝手に入って、電話出ていただかなくて結構ですから。」舅は、「悪かったね・・気を利かせたつもりだったけど」この1,2階の連絡階段のドアに、明日、絶対、鍵つけてやる。