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カテゴリ:本・コミック
美輪明宏さんの『紫の履歴書』、またまたまたまた新装版が発売されていますね。
『紫の履歴書』は説明するまでもないですが、美輪さんが生まれてから33歳まで の半生を綴った自叙伝です。 紫の履歴書/丸山明宏 紫の履歴書新装版 私が持っているのは、昭和43年から4年にかけて大光社から出版された本です。 その後、面白半分社→角川書店→現在の水書房→そして発売中の新装版と、 4回も出版社を変えて売れ続けているとは、本当にすごい本です。 面白半分社の本は、大光社の本にあった三島由紀夫さんの序文をなくし、 写真も大幅に入れ替え、内容も大幅に抜いて、その代わりに後半部分に新しくエッセイを 集めて載せているようです。 角川書店の本は、昭和58年から出版され、内容は大光社と全く同じものに戻して、 面白半分社の時のエッセイ集を削り、写真も新しく別の物に差し替えとなったようです。 水書房から出版された本も、内容は大光社と同じなのでしょうか? 美輪さんを知ったきっかけは、三島由紀夫さんでした。 三島さんの『禁色』を読んで、初めて同性愛という世界があることを知りました。 そして、三島さんが愛した男性、美輪さんに興味を持ったのです。 初めて美輪さんを見たときは、なんて美しい人なんだろうと思いました。 その後『紫の履歴書』を読んで、美輪さんも『黒蜥蜴』で成功するまでは浮き沈みの 激しい、苦難続きの半生であったことを知りました。 私が同じ立場だったら、、、歪んだ性格になるか、自分に嘘をついて世間に合わせて しまうかもしれないです。 私が苦労したと思っていたことなんて、苦労の内には入りません。(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.22 03:30:54
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