「自分を立て直す力」(BY岩崎久美さん)

2005.11.07

「私には夢がある」メルマガより

弱い自分とか、泣いてる自分とか、
悲しみを抱えている自分とかって、
人前で出しちゃいけないと思ってるところがある。

でも、そういうのを出せる場所があると、
まずは、自分が弱ってもいいよって、
自分に言ってあげられると、自分を立て直す
きっかけがつかめるのかもしれない。

自分の近くの人が、そうなったとき、
周りの人間として、できることは、
「自分を立て直す力」という、
相手の中にある力を信じること。

そして、その上で、泣いたり、ぶっちゃけたり、
自分の悲しみを噴出できる場を、手助けすることだけ。
助けようという心は、本当におこがましい。

私は、すぐに、人に助けて！と依存したり、
人を助けようと、余計なお世話を焼いたりしてしまっていました。
だから、大抵、私の言葉は相手に届かず、
うまくいくことはありませんでした。

「自分を立て直す力」を、
相手の中にも、自分の中にも、
信じることができるようになったとき、

依存しあうのでもなく、
離れすぎでもない、
自立した上での、
心地いい関わりが結べるのかなと思いました。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

最近このメルマガからの引用が多いですね。
それだけハッとする言葉が満載なんです。。

「自分を立て直す力」。
自分の中にある「自己治癒力」
みたいなもの。

誰だって、くるしいのは嫌だから、
どうしても何かに頼ったり、
依存したりしてしまう。
それも限度を超えなければいいだろう。

でも、私の中に
自分の中にある
「自分を立て直す力」を信頼する
という視点がなかったのは、
事実。

だから、ハッとしました。

お熱が出るのも、体が
赤信号を出している証拠。
悪い細菌をやっつけるため
一生懸命戦ってくれている。

よしもとばなな「王国」でも
つい急いでしまう人の性が書かれていて、

かけるべき時間をかけなければ
ならないということを
思い出させてくれる。

そして同時に、
人にもその力があると、
信じていただろうか、
と言うと、

また、そういう視点も
なかったかなぁと反省。

「信じて待つ。」

そうしてもらったときの
心地よさを私は知っている。

だからこそ、
自分自身にも、
人に対しても、
その気持ちを忘れないようにしたい。

そう思う。

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Last updated 2005.11.07 16:55:51

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