テーマ:夢を叶える人になる(1190)
カテゴリ:わくわくの素☆言葉集
以下、本田晃一さんのメールマガジンから引用します。 2001年の8月だったか9月に、 本田健さんと知り合いました。 当時の本田健さんは、 まだ書籍を出す前で、小冊子を配り始めたばかりでした。 その頃の僕は、超ハードワーカーから、 リタイヤに向けて準備をしている時期でした。 超ハードに働いていた時期は、 睡眠時間を削って仕事をしていました。 会社が思わしくない状況から一転、 ネットの売上が右肩上がりの状態で、 寝るのがもったいない! とにかく仕事をしまくれ!! みたいなテンションでした。 深夜にお客さんからの注文メールが届くと、 全て自分の携帯に転送させて、 その携帯を枕元に置いてメール着信があると飛び起きて、 10分以内に返事を書いていました(笑) 当時のネット環境は今みたいに 1日中つないでいるブロードバンドではなく、 電話料金が発生するダイアルアップだったので、 接続時間が限られていたんです。 お客さんが電話回線を切る前に、 何が何でも返事をしてやろうと勇んでいました。 そうするとね、お客さんが驚いてね~ かなりの確立で成約できたんですよ~ ところが、アメリカでテロが起きて、 その影響で売上げが激減してしまいました。 注文件数もパタッと減り、かなりパニックになりました。 救いのメッセージが欲しくて、色んな社長さんや ビジネスセンスが長けてる人にメールを出しました。 「売上が激減して、かなり落ち込んでいます。 どうしたら良いでしょう?」 この問いかけに対してほとんどの人が、 「そんな時もあるさ。歯を食いしばって乗り越えよう!」 「頑張れ!そんな時もあるけどめげるな!」 「大丈夫、キミなら超えられる!」 ほとんどの人が、僕の思惑通り、 激励のメッセージを送ってくれました。 そんな中、本田健さんだけは、違う返事を送ってきました。 「売上げが落ちるのは良いことです。 そうでもしないと、晃一さんのような人は 人生を考えないでしょう」 ( ゜Д゜)ポカーン このメールを読んだ時に、 パソコンはフリーズしませんでしたが、 僕自身はフリーズしてしまいました(笑) 当時の僕はビジネスのことしか考えていませんでした。 何のためにビジネスをしているとか、 全く考える余裕が無かったんですね。 海外放浪時代に仲良くなった友人から 「明日の土曜日にキャンプやるんだけど、来ない?」 『あ、仕事だから行けな~い』 「いつも仕事仕事で、なんでそんなに働くの?」 『早く貯金して海外に移住したいんだもん。』 「移住してどうするの?」 『キャンプしたりしてさ、楽しいじゃん』 「て言うか、明日のキャンプ行けないの?(笑)」 なんか、自分の人生がおかしかったんですよね。 本田健さんから教わったことで、 人は 『健康』 『人間関係』 『お金』 この3つのどれかが崩壊して、 初めて人生を考えると教わりました。 当時の僕は、仕事のし過ぎでフラフラっと 意識が飛んだことがありました。 病院で点滴を打ったら元気になって、 あぁ点滴を打てば大丈夫なんだと 『健康』では学べませんでした(笑) 人間関係に関しては、友人との距離を置いたり、 彼女を作らないようにして、 ビジネスに集中していました。 だって、彼女がいたら、毎週末仕事が出来ないでしょう? だから、ビジネスの邪魔になると考えていました。 僕は『人間関係』でも学べていませんでした(笑) 今思うと、凄い人生のバランスを崩していました。 そして売上が激減して、 『お金』ではじめて今の自分に向き合えたのです。 僕はダサいので、3つも崩壊してはじめて学べました。 何の為に仕事をするのか? 何の為の人生なのか? 当時の僕は、自分と会社の残高を 増やすことしか頭にありませんでした。 ところが、豊かな人生を送っている人は、 同じビジネスをするにしても、 みんなから感謝されるビジネスを考えてやっています。 例えば、一度購入してくれたお客さんに、 手紙を書いたり、気遣いが自然と出来ます。 そうすると、お客さんがファンとなり リピーターとなりクチコミとなり、 ますます安定したビジネスになります。 一方、当時の僕は、目の前のお客さんしか考えずに、 顧客フォローと言うのをないがしろにしていました。 リピーターのいないビジネスは、不況などの、 外因的な状況ですぐに弱くなります。 それよりも、日々感じる心の豊かさがかなり違います。 豊かさは追いかける時は味わえなくて、 立ち止まって初めて味わえたりします。 僕は「これは!」と思う人がいると、 すぐに「一緒に仕事してください!」 とお願いする癖があります。(笑) 2001年の僕は、本田健さんのオフィスに もぐりこみたい!と思い、 気づいたら1年半も本田健さんのオフィスに もぐりこんでいました。 そして、豊かさの秘訣をたくさん学んでいきました。 ゴールデンウィークに、久々に再開して、 一緒にランチを取ってきました。 新しい自分のビジネスプランを相談してきました。 本田健さんからのアドバイスは、 「お客さんが感謝してお金払うと思うのであれば、 それはやっていて楽しいし、上手に回るよね。 もし一部でも感謝してお金を払わない人がいたら、 それは心の貧しさから始めてることになるから、 やっていても楽しくないよね」 でした。 僕はいつも、不思議なタイミングで、 教わりたい時に教えてくれる人に出会えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.08 14:07:09
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