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テーマ:愛犬のいる生活(77261)
カテゴリ:犬
今日、仕事の帰り、街なかを通って駅前の横断歩道に向かっていて歩いていたら、
小さなヨーキーがオフリードで、数人の若い女の子達の足の周りをチョロチョロと歩いてた。 駅前だから人通りは結構多いし、車通りもあるし、こんなところで危ないなと思って見ていたら、 いきなりクルッと向きを変えて、信号が赤になる直前に横断歩道を渡って駅ビルの中へ入っていった。 歩行者側の信号が赤になって、車が走り始めた。 そのまま青になるのを待っていると、すぐにまたその犬が駅ビルから飛び出してきた。 まさかこっちに来るんじゃないでしょうね、と思っていたら、うまい具合に車が途切れたタイミングで、あっという間にまた道路を渡ってこちら側に来た。 その犬は、こちら側に来ても、じっとすることなく、せわしなく動き回ってた。 どうしたんだろう、飼い主は一体どこにいるんだろう? と思って見ていたら、一瞬その犬が立ち止まったので、表情が見えた。 目に不安の色がはっきりと浮かんでた。 はぐれてしまってパニックを起こして、必死に飼い主を探している、小さな横顔。 このままだと、また道路を渡っちゃう、車に轢かれちゃう、と思った瞬間、その犬は道路に飛び出した。 ごく小さな鈍い音がした。 通りかかった車は、スピードもそんなに出てなかったし、ブレーキも掛けたけど、でも、その犬はもう動かなかった。 すぐに捕まえればよかった。 なんで何もしなかったんだろう。 絶対にまた飛び出すって分かってたのに。 数メートルしか離れてなかったんだから、なんとかできたはずなのに。 必死になって飼い主の姿を探している小さな目が、頭から離れない。 家に帰って来たら、いつものように元気いっぱいの我が家のが迎えてくれた。 いきなり抱きしめられて、泣き顔を押し付けられて迷惑そうな顔をしているがおかしくって、泣き笑い。 目はパンパンに腫れてるし、頭はガンガン痛むし、鼻は詰まって息も苦しい。 でも涙が止まらない。 お願いだから、大切なを守るために、街なかではリードをつけてください。 もっとも、日本では街なかでオフリードにするような人、あまりいないのかもしれないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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