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テーマ:大人のお稽古(778)
カテゴリ:歌のレッスン
夏休みに入り、
ボスが3週間の休暇で居なくなり クライアントの大部分を占める官公庁ではこの時期に夏休みをとる人が集中しているせいか、掛かってくる電話もめっきり減り ミセス・ウールのレッスンは学校の休み中はお休みだし、 Rコーラスも大学のゼメスター休暇中はプローベがなく、、、 暇をもてあましている(というほどでもないか) せっかくレッスンで何曲か歌っているので、時々自宅で一人で歌ってみる。 自主練といえるほどまじめにやっているわけではなく、ましてや毎日やっているわけでもない。 歌のレッスンに通い始めて、、、4ヶ月くらいだろうか。 レッスンに通い始めて、それまでうっすらと感じていながら自分ではどうにもできなかった点を、指導される中ではっきりと認識するようになった。 一生懸命歌っているつもりだったのに、 実は全然歌えてなかった 要するに、自分の耳に心地よい声で歌っていたわけだけど、それでは「歌声」としては全然だめだった、ということ。 だったら習っていることを復習して一日でも早く身につくように努力すれば良さそうなものだけど、なんとなく腰が引けてしまう。 せっかく先生に聞いてもらって声の出し方を教わっているのに、 一人で自宅で歌うとまた自己満足の世界に浸ってしまって、間違った声の出し方に戻ってしまいそうな気がする。 なんていうか、一人で歌う自信がない。 レッスンを録音してくればいいんだけど。 次は録音してみようかな、、、。 、、、と毎回思いつつ、録音したことがない。 っていうか、怖くてできない。 だから、自宅で歌う時はあくまでもメロディとテキストを頭に入れるため、息継ぎの場所も含めて歌の流れを覚えるため、そして終わってしまった曲をあっという間に忘れないためというのを前提にしている。 今までにやった曲をとりあえず全部歌ってみる。 Caro mio ben レッスンで歌っていた時は、テンポはゆっくりだし、メロディは簡単だし、テキストも簡単だし、歌いやすい、声を出しやすい曲だと思っていた。 だから初心者向けなのね、きっと。 最近、一人で歌うたびに、この曲を人に聴かせるように歌うのはとても難しいということを思い知らされてる。 なんていうか、歌っていて自分で自分の歌を「つまらない」と感じて嫌になる この曲を聴かせるのは、生来の声の美しさや表現力がモノを言うような気がする。 YouTubeにあるCecilia Bartoliのビデオを何度も見ている。 どうしても彼女の表情に目が行っちゃうんだけど、この曲をこれだけ表情豊かに歌い上げて聴かせる彼女は、やっぱりすばらしい歌い手なんだと思う。 Danza, danza, fanciulla gentile これもイタリア古典歌曲集から。 こっちはCaro…に比べると歌いやすい。 テンポがあってメロディも割と起伏があるから? 勢いで行ってまとめちゃう感じ。 この曲は高音域、中音域、低音域がそれぞれに充実している気がする。 それぞれの音域で重要なフレーズが出てくるというか。 中低音域を強化したい私にはぴったりの課題曲だ。 さすがミセス・ウール 一番低いところが、私には歌えるギリギリの音階なのでその部分を安定して歌えるようになりたい。 Kr?nungsmesse Agnus Dei 何箇所かロングトーンがあるので、息継ぎをする箇所を忘れるとボロボロになる。 この曲もとっても気持ちよく歌えるんだけど、息継ぎを忘れなくてもあっちこっちボロボロで、人様には絶対に聴かれたくない 本来は最後の部分に、他のソリストやコーラスも入る曲を、ソロだけで完結するように、最後の部分を変えてあるんだけど、その部分の無理矢理感がどうしても好きになれない。 YouTubeにある、カラヤンの指揮でKathleen Battleが歌うビデオを何度も観ている。 あー、やっぱりキャスリーン・バトル好きだなあ ppの部分なんて口をほとんど開けてないようにも見えるのに、あんなにきれいな響きの声が出るんだなあ。 Das Veilchen 現在の課題曲。 もう、すんごい難しい。 今のところメロディとテキストについていくだけで精一杯です。 だから一番自宅練習の頻度も高い。 レッスンの時に通しで歌うと、歌い終わった後にジョギングでもしてきたのかっていうほどの疲労感が押し寄せてくる。 必ず汗かくし。 わずか1分ちょっとの曲なのに。 アネッテのレッスンでも、歌い終わった後に必ず「ふーーーーーーーーー」と大きく息をついて、「O, jeー、大丈夫?!」と言われてしまう。 だって、しんどいんだもの。 そして 歌うのがこんなに大変な作業だなんて知らなかった。歌ってスポーツなんだね と、毎回毎回同じことを言っている。 イタリア古典歌曲集 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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