世界のクリスマス・ソング
ミセス・ウールのレッスン発声練習まずは準備運動。ソファミレドをuで。ドミレファミフォをlojoで。上がる時も下がる時も、クレシェンドで。音程が高い方では、口をしっかり開けなければならないので、oもaに近くなる。高音域では、発音がどうしても不明瞭になる。と言われたので、ふと思い出して質問してみた。コーラスで歌っていると、特に教会コーラスだけど、言葉を明瞭に発音することが重要視されていて、例えばeでは口を横に開いて、eeeって歌えって言われるんです。もちろん、歌詞を明瞭に発音することも大切なんだけど、口を横に開くのではなくって、舌を使って発音するのよと、やってみせてくれる。じっくり観察させてもらうと、やっぱり私の発音の仕方とはまったく違うことがわかる。ミセス・ウールは、口は大きく開け、舌の先を下の歯につけて、下の真ん中辺りを大きく上に向かって持ち上げて発音していた。真似してやってみると、これがなかなか大変だ舌が筋肉痛になりそう本当は指導者がきちんとその辺を説明しきゃいけないんだけど。でも、コーラスの指揮者って必ずしも声楽を勉強した人じゃないから、知らなかったりするのよね~クレシェンドで歌っていることがハッキリ分かるように。そして低音域・胸声の練習。ソファミレドをlangeで。響きをしっかりと胸に落とす。胸を響かせることに神経を使う。ドミソミドをHalleで。最初の音を胸で鳴らすのが難しい。響きが落ち着く場所を探している感じ。下がって時には前よりも楽に入れるようになった。犬の散歩の最中に、牧草地で人知れず練習している(?)成果だミセス・ウールからも、以前に比べて下のレギスターにスッと入れるようになっているので、毎日10分でもやっていればレギスターの切り替えがもっと楽になるとの励ましの言葉をもらった。最後は、低音の響きを高音までつなげる練習。ドミソドソミドをoで。いつもは高音に意識が集中しているんだけど、今回は特に低音の響きに注意した。音程が上ずらないように、最後はちゃんと胸に落とすことに、神経を集中させた。ら、響きが良かったとお褒めの言葉を頂いた上はCまで出ていたらしい。すごくキレイに出ていたし、まだまだ限界じゃない(ミセス・ウール談)らしい歌の練習前回の約束通り、クリスマス・ソングミセス・ウールが持っている、世界のクリスマス・ソングという楽譜集から、スペイン語の曲を2曲。スペインの曲で「Entre las ocho y las nueve」とベネズエラの曲で「Corramos, corramos」。まずはEntre,,,の音取りから。歌詞の発音も教えてもらいながら、丁寧に音を取っていった。メロディは全体的に難しくは無いんだけど、一ヶ所だけシャープとナチュラルが連続する箇所があって、一音だけどうしてもしっくり来ない音があった。前の小節で#が付いていた音が、次の小節で?になっている。このナチュラルの音がどうも唐突すぎて、入れなかった。スペイン語の歌詞も、馴染みが無くて難しかった。イタリア語と似ているようで気を抜いていると、違う発音が出て来る。楽譜にはスペイン語の下にドイツ語の歌詞も入っている。それでもドイツ語の発音が好きじゃないから、わざわざスペイン語でお願いしたのに、発音に手間取っていては情けない。こちらの都合で、次のレッスンを今週の金曜日に変えてもらったので、それまでにメロディと歌詞を見ておかないと。【送料無料】『14世紀~18世紀のヨーロッパのクリスマス・キャロル』 ザ・プレイフォーズ