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テーマ:大人のお稽古(778)
カテゴリ:歌のレッスン
木曜日のレッスンでミセス・ウールからもらったプリントの発声練習を何度か自宅でしてみた。
レッスンの時は、お腹を引っ張り上げるように声を出す動作がいま一つしっくりこなかった。 引っ張り上げるタイミングと声を出すタイミングが合わなくて、引っ張り上げてお腹がが固まってから声を出してしまう。 そうすると、また上から喉を押さえるようにSchlagのある声が出てしまう。 動作がぎこちなくって、スムーズに噛み合わない感じ。 一昨日の夜も一度部屋で試してみたのだけど、うまくいく時といかない時がある。 うまくいかない時は、この二つの動作がうまくつながらなくて、まず引っ張り上げて、そして声を出して、という風に2段階になる。 どうも、引っ張り上げると自動的に息を吸ってしまうのがうまくいかない原因のようだ。 息を吸ってしまうので、一旦それを止めてから吐くので、いつものように喉を上から押すような発声になるのだと思う。 お腹を引き上げながらその動きの中で声を出す。 頭では分かっているつもりなのに、なかなか体が思い通りに動かない。 今日は、犬の散歩で牧草地のゆるい斜面を登りながら声を出してみた。 すると、引っ張り上げるのと声を出す二つの動きが思いのほかあっさりと連携した。 しかも、お腹で支えながら話すという感覚がなんとなく分かった気がする。 今まで、歌っている時は、言われればお腹で支えることができるのに、朗読する時にお腹で支えるという感覚がどうしても分からなかった。 話し声になると途端に薄っぺらく平ぺったくなり、喉をしめて声を押す癖がどうしても抜けない、というよりもそれ以前に、その問題点を認識することができなかった。 今日ようやく、お腹で支えた発声と普段の発声の違いを少し認識できた気がする。 ということは、やっぱり胃を引っ張りあげながら息を吐くというのが難しいのか? この発声練習、すごく良さそう。 少なくとも私には合ってる気がする。 しばらくは歩きながらこの発声練習を続けてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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