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テーマ:大人のお稽古(778)
カテゴリ:歌のレッスン
タイトルにもある通り、日曜日の夕方はアネッテ主催の発表会(?)でした。
今回の発表会は、アネッテの門下生だけ、別に失敗したって構わないよ~んという、かなり気楽なものだった。 ので、数日前まではかなり軽く構えていた。 さすがにピアニストさんとのゲネプロでは、初めての完全なピアノ伴奏で勝手が分からず、初対面の手前もあって緊張したけど。 当日の朝から落ち着きがなくなり、そんな自分に改めて驚きを感じた。 昼ごはん頃には、なんだかドキドキしてご飯があまり喉を通らないし、なんだか、、、イライラしてる? そんな自分に対して、えええええええ、緊張してるの~?と心の中でツッコミを入れつつ。 とりあえず前日のゲネプロで伴奏の感じが違うために迷子になって音が取れなかった1箇所を確認したり、アネッテにさんざん注意されたことを反芻しながら何度か歌ってみた。 Einsingenのためにアネッテのところに到着してみると、 数人が小さな前室にいて、狭い練習室には2人がEinsingenをしていて、その人達が終わるとすぐに入れ替わって次の人が入って、終わった人はすぐそばの会場へ。 というベルトコンベア状態。 会場になったのは、アネッテのアパートメントから2ブロックほど離れたところにある、教会系施設の円形のホール。 正面にフリューゲルを設置して、ホール中央に20人ほどの観客席を作っても十分ゆとりがあるくらいの、ちょうどいい大きさのホールだった。 時間通り17時30分から会が始まった。 アネッテがまず、ごく簡単に本当に簡単に挨拶をした。 それじゃ、これから始めるわね。 いつもは夏前にやるんだけどね。 今回はこんな時期だから、まだ準備不足というか、完璧ではないけれども、ね。 アネッテはプログラムを手に進行を始めた。 デュエットあり、 独唱あり、 アネッテが良くレッスン中にやらせるように体を柔らかく動かしながら歌う人がいたり、 直立で微動だにせず歌う人もあり、 慣れた感じの人も入れば、 楽譜から全く目を上げず固まったように歌っている人もあり。 服装は、 男性はジーンズにシャツ、 さすがに女性はそれなりにちょっと気を使っている人から(お呼ばれする時くらいの感じ)から、全くの普段着の人(私とか)まで。 やっぱり、ここはドイツです(爆 プログラムを渡されていないので、自分がいつ歌うのか全く分からない。 一つのプログラムが終わるごとに、私か?次か?とドキドキする。 他の人の歌を聴きたくても、そっちに集中できない。 歌い出しは聞いているのに、いつの間にか神経が自分の膝に乗っている楽譜を目で追っている。 耳からは全く違う音楽が入ってくるので途中からメロディが思い出せなくなり、焦る。 という非常に不毛な過ごし方をしてしまった そうこうしているうちに、前半が終わった。 休憩で立つ直前に、ピアニストのクラウディアが私とマークのデュエットの伴奏の一部をザザッと弾いたのが耳に入ってきた。 次だ。 休憩後、一つ目に歌うんだ 休憩が終わって、アネッテが曲と私達の紹介をした。 マークがなかなか立ち上がらない。 Bitte!とアネッテに促される。 あれでしょ。 レディファーストとか言って、私が先に出ないとマークは自分からは絶対に出ないのよね。 こういう時、レディファーストって嫌だなと思う 仕方ないので、先に前に出て行く。 忙しかったために、曲を完全に消化しきれていないマークは、自信なさそうに端の方に立つ。 一応デュエットなので、私も彼からあまり離れていないところに立った。 アネッテに、もっと真ん中に立ってよ。と言われて、だよね?、と思い、数歩中央に出たけれど、マークはやっぱり離れたところに立っていた このデュエット曲はバスから始まる。 自信のない時に、最初の一声を出さなければならないのはストレスだろうなあ。 しかし、私もそれどころではなかった。 歌が始まって気づいた。 あれ、膝が震えてる・・・? そして私の出だし。 ん、声が震えてる?! いやもう、自分でビックリした そしてようやくデュエットらしく異なる旋律を一緒に歌う箇所で、マークさんがやってくれました 早いタイミングで入ってしまった、らしい。 あ、あ、あれ?と驚きつつ、ピアノ伴奏に合わせて一度は歌い始めたものの、マークとあまりにも噛み合わないために、私が半ばパニックで離脱してしまった。 こういう時、ピアノ伴奏付きのデュエットって難しい。 ソロならばピアノ伴奏が合わせてくれる。 アカペラならば気付いたほうが合わせられる、かもしれない。 でも、ピアノ伴奏とデュエットの片割れが合っていて、もう一方が分からずに歌い続けている場合、、、どうすればいいんでしょうね? そのままそのフレーズを歌い続ける、が、正解なのだろうか? するとアネッテからダメ出しが。 今のところから、歌い直しです 最後の方でも、もう一度マークが出だしを間違えさらに途中で消えましたが、そこはもうサックリと無視して、ピアノ伴奏に合わせてそのまま振り切らせていただきました 長くなったので、一旦切ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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