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テーマ:大人のお稽古(778)
カテゴリ:歌のレッスン
ミセス・ウールのレッスン。
ミセス・ウールのレッスンは諸事情によりひとまず辞めることにしており、今日が最後のレッスンだった。 発声練習 ◯低音域の練習 この日は低音域があまり出なかった。 Aでかすれてしまった。上手く低音のレギスターに入れない。 前回はGisくらいまでちゃんと歌えたのに。 ミセス・ウールにも「この間はもっと出たわよね」と不思議そうな顔をされて、よく考えてみると、昨夜コーラスのプローベで少し声をからせてしまったせいかもしれないと思いあたった。 ちょっと昨夜のプローベで力を入れてしまって、、、 無理しちゃダメよ。無理して声をからすなんて絶対にダメ。力強く歌う部分ではそういう声を持っている人に任せて遠慮しないと。 あ、やっぱりそういうものなんですか? 力強い声でパートを引っ張っていけるようになりたい(というか、楽譜通りにきちんと歌おうという気がないらしい周りにイライラする)けど、やっぱりそれは私にはムリなんだ 気をつけます。 とにかく、胸を響かせる練習をすること。 低音の人だけではなく、高音の人だって絶対に胸の響きは必要で、絶対に練習しなければならないとのこと。 ◯低音域から高音域へ ドミソドミソファレシソファレド 半音ずつ上がっていった。 最高音の声質が変わったなあと感じた回の次の回で、途中で音程がグチャグチャになってしまって止まってしまった。 守りに入って止めたわね まだまだいけそうだったのに。 最後の最高音はCで、あと数音はいけそうな感じだったとのこと。 声質が変わると、体がビックリして構えてしまう。そうすると変に力が入って声が出なくなる。 毎日10分でも、高音域と低音域の練習をしていけば、4~6週間くらい続ければ安定して出せるようになるはず、とアドバイスをもらった。 歌の練習 前回に引き続き、クリスマス・ソング クリスマスソングには三拍子のリズムがとても多いのだけど、これは子守唄のリズムなのよ。 クリスマスって、キリストの誕生を祝う祭事でしょ、だから子守唄のリズムが多いのね。 と、ミセス・ウール。 言われてみると、なるほどその通りだ。 まずは前回音取をしたEntreを通して歌ってみた。 自宅で復習したので、メロディとテキストは入っている。 歌っていると自然と表情を付けたくなるドラマティックな曲だ。 自分の感覚で、クレシェンド・デクレシェンドや、曲調が変わる前半と後半を意識して歌ってみた。 音楽的になってたわよ~ この曲はこれでお終い。 次にCorramos, corramosを通して歌った。 曲としてはこちらの方がメロディが簡単で、テキストも乗りやすいから歌いやすい。 でも、ピアノの伴奏が入ると感じがまた違って、途中リズムを取りそこねて、入りでモタついてしまった。 その部分を確認してもう一度歌った。 この曲は、5線の上の方のDDDD-E-E-で始まって、Dで終わる。 音域から見て全然高くないんだけど、このDとEがとても歌いにくい。 喉が締まる感じがして、体に力が入る。 その上のFやGを歌う方がよほど楽だ。 それをミセス・ウールに言うと、 DやEはメゾやソプラノにとってレギスターの移行部だから、歌いにくいのよね。 聴いていて気づかなかったけど、ちゃんと聴いてみるからもう一度歌ってみて と言われてもう一度伴奏なしで歌ってみると、 声質が変わることなくちゃんと歌えてるわよ。丸い響きの声が出てる。 と。 でも歌いにくいんでしょ?それがレギスターの移行部なの。 なるほど。 歌いにくいからと、なおさら体に力が入っていて、それがさらに歌いにくしている、ということで、腕を体の横に振り下ろした状態でブラブラさせながら歌った。 確かにこうすると肩に力が入らないので、少し楽になった。 コーラスとかでもね、DやEが出てきて「この音歌いにくいんだよなあ」って思ったら、腕をちょっとブラブラさせてみて。 力が抜ければその分歌いやすくなるから。 まだ時間があるからもう1曲歌ってみましょうか?ということで、ミセス・ウールが同じ楽譜集の中から別の曲をコピーしてくれた。 あまり時間もないので、今回はドイツ語の曲。 In dulci jubilo ↑YouTubeへのリンクです ドイツ語の曲と言っても、ドイツ語とラテン語が交互に入ってくるテキストだ。 ドイツ語のフレーズの後にラテン語で同じ意味のフレーズが続いている。 14世紀から歌われている、ものすごく古い曲であるらしい。 やわらかいメロディで静かで平穏な、暖かな感じがする。 いかにもクリスマスと言う感じ。 この3曲、楽譜は2声になっている。 オットに覚えてもらって、一緒に歌えたら楽しいのになあと、ちょと期待している これで、ミセス・ウールのレッスンは一旦終わり。 いつ再開出来るか、というよりも再開出来るのかどうかはまだ分からない。 そう考えると寂しいし、残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 22, 2011 05:09:24 PM
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