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南ドイツ 小さな谷の旋律

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January 17, 2012
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カテゴリ:歌のレッスン
歌のレッスン

年が明けて1回目のレッスンだった。


部屋に入るとすぐに、昨夜出したメールのとおり、「何歌う?」の話になった。


あなた、ジャルースキーさんが歌ってる曲全部歌うつもり?!うっしっし

去年、ジャルースキーさんのコンサートに行った後で、興奮したままの状態で話したことがよほど印象に残っているらしいウィンク

歌いたいでーっす目がハート

メールに一応提案として「Ombra mai fu」と「Lascia ch'io pianga」を書いておいたで、まずはその楽譜を探すところから始まった。


Ombra mai fuもLascia ch'io piangaもあなたには低いと思うのよねえ、、、


って、発表会の時にソプラノの人がOmbra mai fu歌ってたじゃないですかびっくり

それを羨望のまなざしで見守っていたんですけど涙ぽろり


最初に先生が見つけてきた楽譜は、最高音がF。

ざっと目を通すと、中音域のフレーズが中心で、確かに全体的に低めかも。

私は中低音域が本当に弱いので、キレイに歌えないわよ、ということか。

音自体は楽に出る分、体を使わずに怠けて歌ってダメダメになるパターンですね。



楽譜がぎっしり詰まっている本棚を捜し回って、「ああ、高いのがあったわ」と、別の楽譜を出してくれた。

最高音はG。

ようやく念願のOmbra mai fuが歌えますきらきら


発声の部

最後のレッスンから今まで約1ヶ月間、家ではほとんど歌うこともなく、合唱団の出番で適当に歌っただけだった。

ここ数日急激に温度が下がったせいもあってか、どうも声が出にくいという自覚症状はあった。

いつものようにハミングから始めると、ハミングはそれなりに高音まで出て、逆に驚いた。


ド・ソ・ミ・ドをgon gon du dus!

最近ではかなり意識して顎が動かないようにするのだけど、それでも「まず口を開けて、空間を確保して、それから声を出す」ことを注意される。

gonからduに移行する時にはもちろん顎が少し動くのだけど、それを最小限に抑えるのが難しい。

空間を潰さないように、口の中の動きと舌の動きだけでgとdを発音するのがまだまだ大きな課題だ。


ドソミドをduuuus!で。さらにここで先生のお気に入りの小道具、フィットネスボール登場。



このボールにガンと蹴りを入れて、蹴った後も足でボールを押さえながら、duuuus!

ここで照れてはいけない。真剣にやらないと意味がないのです泣き笑い

やっていると、音が口の奥のほうで弾けて響くような感覚があった。

ガンと蹴ったと同時に歌う最初の音が特に強い。

先生が引き出そうとしているのは、コレなんですか?



歌の部

メロディはフレーズごとに、楽譜を見ながらLululuで歌い、歌詞をつけていった。

既にメロディは大体頭に入っているので、サクサク進む。


歌ったことあるの?


もうYouTubeで、何度もいろんな人の色んな音域の色んなバーションを聴いてるからちょき


人気があるからね、この曲。結婚式とかでもよく歌うし。


でも、楽譜とは違う音で歌ってしまう箇所がある。

耳で覚えてしまっているせいで、楽譜にしるしをつけておいてもどうしても違う音で歌ってしまう。

別にそれで良いわよ、と先生は逆にこちらに合わせてくれたけど。


最後の最後に大盛り上がりのロングトーン(so_a_ve) piuで声がかすれた。

Gなのにショック

Gで声がかすれるなんて、私、もしかして風引いてるの??

先生にも、di ve_ge_(ta_bi_le)のGはちゃんと出ているのに、piuのGがキレイに出ていないと指摘された。

Gの前の跳躍の部分で口を開け過ぎていて響きが潰れているから、口を開けないようにと注意された。

何度か歌ってみると、ようやく普通に声が出るようになった。

感覚としては、細く軽く、針穴に息を通すように上に向かって引っ張り上げる感じ。

確かに、手前の音で息を太く使っていてそのまま力技で高音を出そうとしたのが敗因らしい。



中低音域の音も、高音域と同じ響きでボリュームはいらないのでキレイに歌うこと。

全体的に、中低音域のフレーズは抑えめに歌って、高音域の音がガーンと広がって盛り上がるように、ダイナミックに。

ggfで歌うdi ve_ge_(ta_bi_le)は、空間を潰さないようにするため、口を開けすぎずに母音を暗めに発音する。

最後の(so_)a_ve piuの跳躍は、aで口を開けすぎないようにすること。aで口を開けてしまうと、その後の跳躍が上手くいかない。

pで響きだけで抑えて歌って、その後の跳躍はゴムを引っ張るように、最後に来る最高音のロングトーンで最高潮に盛り上がるように。



自分で歌ってみてよく分かった。

中低音域のフレーズは抑え気味に、高音域のフレーズで盛り上がるように抑揚をつけないと、ものすごーくつまらない曲なる泣き笑い

高音域のフレーズが美しい曲なので、その響きのまま中低音域のフレーズもキレイに歌った方がいいみたい。

メロディは覚えやすいし、テキストも簡単であっという間に入るので初心者の私でもすぐに歌えるようになるけれど、この曲を聴かせるように歌うのは難しいな泣き笑い

すごいな、ヘンデルさんほえー



レッスンの始まる前に、先生がヘンデルの楽譜を色々と出してきてくれた。

貸してくれるということなので、歌いたい曲があるかどうかゆっくりと見てみることにした。


その他にも、マドリガーレも良いなあとオットと話してるんだけど、と言ったら、先生も結構乗り気だった。

まずは楽譜を探すところから始めなければならないけど、アンサンブルでマドリガーレが実現するかもダブルハート








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最終更新日  January 18, 2012 08:06:56 PM
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