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2007年10月26日
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カテゴリ:お出かけ・着姿
上野駅に到着し、上野公園内を歩いていると雨足が強くなってきた。
びしょぬれになりながら、東京国立博物館に16:00到着。

大徳川展では史上初徳川家の至宝300余点を一同公開される。

チケットを購入し、入場。
程々に賑わっており、丁度良い混み具合。

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まずは、畳三畳分くらいあろうかいう巨大な金色軍扇がお出迎え。
数々の甲冑や、刀が並ぶ。
徳川光圀所有の葵紋蒔絵印籠を発見。
実際のものはシンプルなフォルムだった。もちろん時代劇のように使用することはなかった。


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私が興味を持ったのは、中間地点のミュージアムストアを眺めて後半の展示物。

「格式の美」と
「姫君のみやび」だ。

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「格式の美」には、茶道関係、絵巻などが展示されている。
そこで貴重な名物茶入(ちゃいれ)を初めて見た。
茶入とは、濃茶点前の際、抹茶を入れておく容器のこと。

時代によって大名物、名物などに分かれる。
大名物は、利休以前に選定された貴重なもの。
名物は、利休時代のもの。

「新田」(大名物)という銘の茶入は、秀吉がよく使用していたもので、その後家康が焼け跡から探し出すよう命じ、見つけ出したそうだ。びっくり
稽古で使う茶入れより一回り大きく、どっぷりとした印象。
この茶入を二人は手にしたのか、厳重なケース越しのもののその時代に思いを馳せた。

横には「初花」(大名物)も展示。

これらは三大名物の二つだそうで、同時公開は初。

他に、利休が切腹命じられた後に削った最後の茶杓 泪(なみだ)も拝見。


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次は、「姫君のみやび」
これは女子必見である。

半端じゃなくきらびやかな嫁入り道具の数々。びっくり

金95%銀5%使用の長板総飾り(たぶん)
茶点前道具、棚から、建水から全て金々キラキラ。きらきら
秀吉の金の茶室級!

また、息をのむほど素晴らしい蒔絵で飾られた湯桶。
これでホントに顔を洗っていたのか??

民主主義ではない時代、権力者は姫君に、現代では想像もつかないほどの贅を尽くした品々を持たせたに違いない。

デパートで見る蒔絵も確かにキレイだが、これらを見てしまうと断然の格差があった。

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ショップではポストカードを買った。(一枚100円)

茶入の銘「秋野」20061026_2と、なぜか気になった「はいはい人形」を求めた。
赤子が超短おかっぱなのだ。スマイル和宮所有。

東京国立博物館に今まで入った覚えがない。建物の構えも堂々としていてさすが国立だなと思った。20071026_3
海外旅行の際は、博物館が組まれていて殆ど見るのに自国の博物館はまだだったなんて。

これからは時々常設展も含む博物館に赴くべきだと感じた。

茶入「新田」はなぜかボールペン付しかなく、見送ったが帰宅してからやっぱり買えば良かったなぁと後悔。

もう一度いってみたい。


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参考までに
金曜(天候 雨)興味を持ったものだけじっくり見る方法で16:00~17:30 約90分滞在。

この日この時間、各々の展示品を見るための列は3,4人 斜めから見ていてしばらくすれば正面からゆっくり眺められる混み具合だった。

土日は混雑するらしい。

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東京国立博物館 平成館 (入場して前方へ進む)
2007年12月2日(日)まで
月曜休館
9:30~17:00(金曜日は~20:00)
入場は閉館の30分前まで

入場料1500円

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Last updated  2007年10月28日 12時06分06秒
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