美味しいおにぎり
実はなんていう番組かは知らないのだが、爆笑問題さんが出演されているバラエティ番組で『おにぎりで1,000万円』というコーナーがあるのをなんとなく見ていた。私はたいていこの時間は夕飯の支度をしていて、番組を真剣にみているわけではなかったのだが、このコーナーだけはおもしろくて気にして見ていた。このコーナーは普通の主婦がふたり出てきて、その家の自慢の(?)おにぎりで競う。何週か勝ち抜くと1,000万円の賞金がもらえるという企画だ。このコーナーがはじまって毎週勝ち抜いている主婦の方がいた。この方のおにぎりがなんとも言えず美味しそうだった。この方のおにぎりの魅力はなんといっても『ごはん』。お米はこのお宅の自前だ。うろ覚えだが新潟か東北の方だったように思う。とりあえず『米どころ』だったと思う。そして炊き方がポイント。特製(?)かどうかは知らないが、お米の『もみがら』を使って(もみがらを燃やす)の炊飯器をつかって炊く。結構大きなもので野外でしか使えそうにないものだ。簡易の『おくどさん』みたいなの。少なくとも私は見たことのない炊飯器だったのだが、きっとこれがポイントだったのだと思う。『もみがら』でじわじわ炊けるのであろう。画面で見る限りなのだが、ふっくらと炊けたごはんはなんとも美味しそうだった。この主婦の方はそれをよくわかっていた。一週目の挑戦で、彼女は具なしの『塩おにぎり』で勝負した。そしてみごと勝った。私が見ていた限りでは挑戦される主婦の方々は、ごはんはもとより『具』にこだわっていて、オリジナルの佃煮などをおにぎりの『具』にして挑戦されていた。どれもごはんに合いそうで美味しそうだった。勝ち続けた主婦の方も二週目からは『具』を入れてにぎっていたが、どの週もメインは『ごはん』だったように思う。他の方々が工夫をこらした『具』に『おいしいごはん』が勝っていったのだ。どの週も本当においしそうで、私は毎週よだれをたらして見入っていた。そしていよいよ最終週。今日勝てば1,000万と言う時、相手はプロの料理人だった。(←おいおい、これは汚くないかい?と思わず私はTVに突っ込んだ)最後の勝負、彼女はまた具なしの『塩おにぎり』で勝負に挑んだ。で、負けちゃった。彼女は「プロに負けたんですから、仕方ありません。」とコメントを残していたが、なんとも残念な気がした。私も最近この『おにぎり』に影響されて、お弁当におにぎりを持っていくことが多くなった。もちろん私は電気の炊飯器だし、彼女のつくっていたような美味しいおにぎりは作れていない。でも、素朴なおにぎりはとても美味しい。具を変えて楽しんでいる。私はごはんが好きだ。私が行ったことのあるところで一番美味しいとおもったごはんは富山である。朝食に出されたごはんがあまりに美味しくて、ついつい食べ過ぎるほどだ。富山はお米も美味しいのだろうが水が美味しい。おいしいごはんには美味しいお米と美味しい水が必要なのだ。富山はお魚も美味しいから当然お寿司も美味しい。私はこのごはんとお寿司が食べたいがために何年かは毎年富山に行っていた。この番組の彼女のおにぎりを見て、富山のごはんを思い出していた。久々に富山に行きたいなぁ~。本当においしいごはんが食べたい。番組の彼女のおにぎりは絶対食べることができない。彼女の家族は幸せ者だ。うらやましい。でも、一番うらやましいのは『おにぎりを作ってくれる人がいる』ってことなんだけど。。。明日もおにぎりつくって頑張りますか。明日は月曜日ですね。そして月末が近い。。。(鬱)***********************************調べてみたら爆笑問題 伝説の天才という番組でした。コーナー名は「家メシの天才」でした。