カテゴリ:雑談
『もっと、上を目指そう!』 デパートのバッグ売り場。 「だいたい、あいつがいけないんだよ! どう考えたって、無茶苦茶過ぎるよ!」」 男性が綺麗な女性にジェスチャーをまじえて、 自身の正当性をアピールしている。。 言いたい事を思いっきりああだこうだとぶちまけたら、 さぞかしスッキリする事だろう。 僕も時々、そう思う事がある。 だが、グチを言っていい事は何もない。 「言わない方がストレスがたまって体に悪いですよ。」 親切な近所のおばさんはそうアドヴァイスしてくれるが、 本当にそうなのだろうか? 言いたい放題言ってたら、ストレスがたまらず、 本人はそれですっきりしたつもりかもしれないが、 言えば言うだけ、自分ではどうする事も出来ない そのイライラの種について考えて、 かえって、体を壊してしまうのではないだろうか? 僕の周りの人を見ても、 グチの多い人は、よく病気をする。 僕はこの年まで入院した事もなく、 いたって健康なのだが、 以前はそうではなかった。 自分の思い通りにならない事をああだこうだと 思いっきり言葉に出してぶちまけてた時は、 体のあちらこちらがスッキリしなかったように思う。 体調の変化は自分自身の思考に問題があるからではないか? などと、仮説を立ててみたくなるぐらい、 この思考と体の関係は密接につながっているように 感じられて仕方がない。 医学的にもたぶんそうなのだろうと思う。 最近の僕は人に意見する事が少なくなった。 親切心で、 「その場合でしたら、こうされたらどうですか?」と 僕自身が実践で学んだエッセンスを 惜しげもなく披露したところで、 その言葉は相手には響かず 疲労だけが残ってしまう事になる。 他人の言動で、自分がイラつくのは、 相手に自分の思考を支配されてることに他ならないのだ。 その事に気がついてからは、 生活環境が一変した。 勿論、今でも出先でもGUCCIの誘惑はやって来る。 「もう、そんなことはどうだっていいじゃないか!」 と口からこぼれそうになる時がある。 だが、我慢我慢。 怒りが自身の静かなる泉を揺らし始めたら、 僕は即行で、 共形場理論や超越数論に思いを馳せる。 相手からは僕自身が固まっているように見えるから、 そこで、必然的に話題が逸れて 僕の怒りも静まるというわけだ。 次元のスイッチを変えてやると、 環境が変わるのだ。 「そっか、共形変換群が・・・・ そうそう正則関数の等角写像の変換群に拡張されるから・・・」 ブツブツこんな事を言い出せば、 相手は、 「まあまあ、一杯どうですか! ほらほら、美香ちゃんお酌してあげて!!」 なんて、事になって、 いつの間にか、美女がそばにいたりする。 一席で二度おいしいとはこの事だ。 今の環境が素晴らしいなら、 それもいいだろう。 だが、 こんなはずじゃなかったのに!!と思いいたる方は、 少し立ち止まって考えてみたらどうだろうか。 今日からでも遅くない。 GUCCIの誘惑にかられたら、 皆さん、 エルメスに思いを馳せようではないか! デパート関係者→(  ̄ー) ニヤリ (注)GUCCIは素敵なブランドです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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