復活愛
「彼とならもう一度・・・・」10年前に新婚3ヶ月で別れた彼女が復縁の話をするために会って完全決別することになった話で延々と話をした。見た目は変わってないけど中身が変わったと言われたそうな。しかも彼女としてはプラスに変わった部分が相容れないと言われたとな~んかそれって納得いかないとわんわん泣いてた・・。初めての彼・彼女というのはそれだけで特別ってある。彼女は決定的な別れの確認を好まないので好きになった人は好きなまま、別れてもそのまま人脈になるというが今回ばかりはそれでは区切りが付かなさそうだった。彼女が帰って部屋を整理していたら、私が10年前に書いたメモノートが見つかった。 変わっていないものと 変わってしまったもの達が 交錯して 変わらなかったものの中にも 変えがたい時間の蓄積が存在するから 昔には戻れない私は別れるまではかなり迷うが一旦別れたら興味が無いというか会いたくないし存在を感じるのも嫌。もし一度覚めた・覚ました気持ちの復活愛が存在するのならばその人に対して新しい人と出会ったくらいの衝撃と好きを感じないと無理だろうな。それは形的には復活だけれど、内情は復活ではない。新しい好きの更新。復縁ではなく新しい気持ち。だって元に戻どるなんて不可能だもの。