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カテゴリ:一万人の第九
『一万人の第九』のリハーサルは 本番前日の夕方4時からだった。 前日の夜から大阪の実家に 前ノリしていたワタシは 「リハーサルが始まる時間まで 大阪の街を楽しみたい」という 第九仲間たちと昼に難波で待ち合わせ 久しぶりにベタな道頓堀へ。 美味しいと評判のラーメン屋で ハフハフ言いながら麺をすすった後は 芸人さん自らの呼び込みに誘われ 「道頓堀ZAZA」という劇場の 30分500円のワンコインお笑いライブに。 まだ無名の芸人さんのようで まったく期待していなかったんだが これがどうして めっちめちゃ面白くて 涙流すほど笑わせてもらって 腹筋エクササイズ完了 さて いざ会場へ 大阪城ホールに到着し いよいよリハーサルが始まった。 一万人が席を埋め尽くすと なんともいえない興奮状態になり いつものように発声の練習をしたあとは 合唱部分をひととおり唄ったのだが 翌日の本番のために 喉を温存しようと思いつつも やはり思わずチカラが入った。 ワタシはどうやら喉が弱いらしく お酒を飲んでオシャベリしたり ホテルなどの乾燥した部屋に泊まった翌朝は 声がかすれてしまうことが多い。 ワタシの実家は木造家屋なのだが 娘が風邪をひかぬようにと気遣う母が 暖房ガンガンにしてくれるので 寝るときは『濡れマスク』を装着し このリハーサルの後の「前夜祭」は ノンアルコールで参加予定にしてある。 おお アブナイあぶない。 リハーサルの時点で あまり力んでしまっては喉をヤラれる。 用心に用心を重ねていた。 はずなのに その後 指揮の佐渡裕さんが 今年のゲストの加山雄三さんが唄う予定の 『君といつまでも』の伴奏のリハで なんと指揮をしながら 自ら熱唱 佐渡さんが唄うというレアな出来事に加え 曲の途中ではじまるセリフ 「しあわせだなぁ♡」 に ソプラノ・アルトの女性席が 悲鳴に近い黄色い声で揺れた 「きゃあああ~~~!! 佐渡さんステキ~っ!」 もちろん ワタシも大絶叫 で 喉痛くなってもたし 喉アメ舐めて、前夜祭ノンアルにして早めに帰ったので 翌朝には完全復活。あーアブなかった(汗) ←本番当日の記事へつづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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