カテゴリ:道徳
<読書記録>8月24日(土)
『新美南吉童話集』:千葉俊二・編(岩波文庫) 今年生誕100年で盛り上がる新美南吉の童話集。 僕の地元(知多半島)出身ということもあり 小さいころからよく名前が出ていた童話作家。 東の賢治、西の南吉といわれるほどの人物だ。 でも、代表作「ごん狐」と「手袋を買いに」 ぐらいしか知らなかったので、この童話集は 彼のほかの作品を読めるいい機会となった。 収録作品は以下の通り。 「ごん狐」「手袋を買いに」「赤い蝋燭」 「最後の胡弓弾き」「九助君の話」「屁」 「うた時計」「ごんごろ鐘」「おじいさんのランプ」 「牛をつないだ椿の木」「百姓の足、坊さんの足」 「和太郎さんと牛」「花のき村と盗賊たち」 「狐」「童話における物語性の喪失」 文明の進歩とそれへの対応を描く「おじいさんのランプ」 自分の仕事の大切さに気付く「百姓の足、坊さんの足」 盗賊たちの個性が面白い「花のき村と盗賊たち」 ほかにも考えさせられるものがたくさんあった。 半田、成岩(ならわ)、岩滑新田(やなべしんでん)、 大野町、武豊(たけとよ)など、昔よく足を運んだ 地名が出てきて懐かしさも覚えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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