『ゴンゾウ 伝説の刑事』#1-2
先週うっかり見逃したので、今日の#1再放送と#2を続けて観た。テレビ朝日の刑事ドラマ『ゴンゾウ 伝説の刑事』はとっても気に入ってしまった。あらすじ~警視庁井の頭署。備品係の黒木(内野聖陽)は、能力や経験はあるのに仕事をしない警官=ゴンゾウだ。かつては捜査一課のエースとして活躍していたが、ある事件をきっかけに今は所轄の備品係に。(公式HPより)内野さんといえば、私にとっては『ふたりっ子』の森山史郎役からずっと注目していた俳優さんで、最近は特に「いい感じの役者さんになられたよなー」と思っていた。かっこいいんだけど、二枚目をやらせるのはもったいない感じがするの。その点で90%は駄目駄目警官の役ってのは、内野さんをキャスティングして正解だと思う。そして、ゴンゾウの黒木の後輩で本庁エリートの佐久間役に筒井道隆さんがキャスティングされてるのがいいのよねー。筒井くんも好きな俳優さんなんだけども、私の世代の人だとつい「掛居くん!!」と・・・・呼んでしまう人も多いはず。いい人の役が多いけど、裏返しにかなり嫌なヤツもできると思うしエリートの役もいい感じ。この二人の共演(競演?)というのはかなり楽しみだったけど#2でとうとう黒木と佐久間が再会して言い合いをするシーンは、すっごくよい感じだった。個性の「応酬」ってのかなー?普段はダメ警官でも、時々すごく優秀な片鱗を見せてくれる黒木の役が既にすごくかっこよく見える。たとえば、#1も#2もあった乱闘シーンをはじめ、内野さんはそのあたりをうまくみせてくれるのだと思う。テレビ朝日水曜9時は刑事ドラマ枠であの『相棒』の枠でもある。脚本や音楽をはじめスタッフは『相棒』チームのようだし、キャストの中にも『相棒』に少しでも関わったことのある方も多いようで、特にこの時期にだから作り手の方々のプレッシャーたるや、並々ならぬものでは・・・と思う。だけど、主人公も他の登場人物も魅力的で、作品世界も広がってきたのでのびのびと『ゴンゾウ』が面白くなってくれるといいなあ・・・。