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テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:介護(祖父母関係・仕事)
本日の訪問介護のお仕事、訪問したら利用者さん(以下Rさん)はすでにお亡くなりになっていた。 ヘルパーが第一発見者になる場合は意外と多いらしいが、単独第一発見者になるのはあんまりないときく。 (基本的に、鍵が開かなくて事務所に連絡、駆けつけた相談員やレスキューとともに第一発見者になるケースのほうが多いため。) いつも、同居親族の方が仕事に出るときに、鍵をヘルパーの訪問のためにかけないお宅だった為、私が単独第一発見者になっただけなのだと思うのだけど。 近所の主治医や警察やご家族待ちの待機中、駆けつけたウチの会社の担当相談員から、 「きっと、あなたに見送って欲しかったのね。」 と、言って頂いた。 たぶんその言葉には、第一発見者になってしまった私に対する、相談員の思いやりも含まれてる…。 でも、そうだったらいいなとは思います。 基本的に、在宅ヘルパーは担当利用者さんが亡くなったら連絡がきて終わり。 眠るように穏やかな顔で逝かれたのを確認して、お別れが言えたのですから担当ヘルパーとしては幸せなのかもしれません。 相談員やご家族には、 「金曜のヘルパーだけは、変えないで来て貰ってよ。」 などと、言われていたらしく、入っていたヘルパーで一番気に入られていたらしいのだが…。 そんな衝撃の事実、亡くなって初めて知りましたわ 私のRさん宅の活動時間帯が介護改正(改悪?)で、買い物同行が実費負担の生活援助に変更になり、買い物同行の道中などに50分ぐらいあった会話時間が、記録を書きつつの5~10分のみ…。 まあ、会話自体はいつもさほど盛り上がるわけでもなく…。 なんたって、お互い基本的には無口系。 しかも、Rさんはインテリな上、私は孫の年代…。 話題がさほどかぶらないのは言うまでもないのです。 でもまあ、この仕事を選んだ時点で孫世代で年齢にギャップがあるのは、分かりきってる…。 なので、昔の思い出話や、Rさんの趣味のお話、ご家族ネタなどで私が話を振ることが多く、それに穏やかにRさんが答えて、それにまた私が穏やかに相槌をうつというパターンでした。 私にとっては、時折会話が止まってお互いが無言になっても、穏やかに時間が過ぎて特に困らないという稀有な利用者さんでした。 ちなみに、以前の日記にも書きましたが去年の7月に連れ合いを亡くされ、このところ寂しいと口にされていたし、身体能力も低下していたので心配はしていたのです。 それでも、先週はお元気だったのにと思ってしまうんですけど…。 仲の良かったご夫婦、きっと今頃は天国で穏やかに、再会を喜んでいることでしょう。 「ご夫婦、お二人とも私の訪問日に亡くなって、ちょっとビックリはしましたが、どうぞ天国でも仲良くね。」 と、言ってお別れしました。 Rさんの、ご冥福をお祈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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