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カテゴリ:好きな本について
「獣の奏者」上橋菜穂子著 あらすじは… あの“降臨の野”での奇跡から十一年後―。 ある闘蛇村で突然“牙”の大量死が起こる。 大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、“牙”の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。 最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。 王祖ジエと闘蛇との思いがけぬつながり。 そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。 自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…。 私はアニメよりも先に、原作を読んでいた派です。 この作家さんの本で、有名なのは「守人シリーズ」の方だったけど、私としてはこちらの「獣の奏者」の方が好きなので、アニメ化してさらに続編へ繋がったのがすごく、嬉しい♪ 王獣編のラストの終わり方が、終わり方だったので、完結編も安易にハッピーエンドには流れないのだろうなと予想がつきつつも、あの完成された世界を又読めると思うと、純粋にファンとしては飛び上がって喜ぶほど、嬉しいデス 読後は、 気分が高揚するでもなく 爽快感でもトキメキでもない 痛々しくて容赦がない もどかしいけど、でも色々と考えさせられる。 そういう、読書の楽しみを教えてくれる本でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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