お気楽ちび主婦の日常♪　

[好きな本について] カテゴリの記事

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  いらつきMAX。

  【送料無料】kobo Touch （ライラック）価格：7,980円（税込、送料別）届いて、使ってみたら。。。使いにくいこと！それに、こちらの色、実物は…濃い紫だよセットアッププロセスが正常に機能しない。そして、「インターネットに接続できていない」とか「セットアップ中に問題が生じました・・」のようなメッセージ。最初のメッセージなんか、ルーターかウイルスソフトが理由かしら？的な…いたしかたなく、ルータ設定の見直しやウィルスソフトを無効化するというリスクを負いながら、再試行。それでも、できない。結局、ネットで調べると、楽天側のサーバーがパンクだった可能性大ですよ！だったら素直に「混んでいます」と、メーセージだしやがれ！！！かなり時間を無駄にしつつ、再セットアップで何とか稼働。説明書が紙１枚しかないなら、もっと簡単にセットアップできるようにしないと、あまりにも不親切だと感じてもしかたないよね。楽天の説明を見ても、ほとんど説明がない。それでも、なんとかセットアップして使える状態にしたのものの、入ってる本が７冊だけっておいおい、楽天さん？無料作品がたくさんあるのを売りにしてたのに？どういう状態だコレ。だんだんいらついてきた妻に、夫は触らぬ妻にたたりなしとばかりに、「いらついてるな～」と、ポツリとつぶやき、その後は遠巻きに静観の構えデス。まずですね、ストアから無料の作品を見つけることが不可能でした。タイトル知ってないと無理って感じです。無料とかで検索してみても、そんなタイトルの本がひっかかるだけだし。「無料で読めるものもたくさんありますよ！無料タイトル1万冊ですよ！」って言って宣伝したのに、コレは立派な詐欺だろうよ。それでも、買ってしまったわけだし…と、気を取り直して、好きな作家さんの本を購入しようにも…検索がしづらい上、ない！！！え？！ナニコレ。この時点で、もう私にとってゴミ同然だよ。そもそも、日本の本がほとんどない状態で何を読めというの？！使い方も、ネットを見てもあまりよくわかりません。セットアップに関しては、あまり知識のない方はかなりの苦労されると思います。そして、発売日にもう品ぞろえがひどいとなると、かなり購入者の不満は爆発する。書籍の値段も多少割安で買えるのかと期待してましたが、普通の本の値段とほとんど変わらずですごくがっかりです。こんなにもひどく使いものにならない品を見切り発売した、楽天さん。呆れてますよ。購入者は。そして、koboはシュア3位だし、まあ楽天なので大丈夫と思って予約購入し、期待を裏切られた分、相当怒ってますよ。私は使えない品はいらんと言うことで、もうヤフオクに出品しましたが、レビューも荒れてきたことだし、回収はあまり期待できないし、してない。しかし、損失を少しでも抑えたい…。というか、ゴミを持っててもスペースのムダ。ああ、旦那の「（お小遣いで）買ってあげるよ？」の言葉に甘えなくて、大正解。こんなん、買ってもらってたら、プレゼントしてもらっておきながら、喜べず…かといって、ヤフオクで処分もできず…ああ、考えただけでもストレス状態だった。まあ、今回は勉強料と思います。2度と、ポイントにつられたり、楽天だし大丈夫なんて思って、安易に購入したりしないわ。この荒れた心を、静めるかのようなタイミングで本日の朝刊で、小野不由美さんの新刊発売の広告が早速買わねば！！！

  2012年07月20日

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  待望の・・・でも、お値段が高いな。

  中学の頃とっても好きだった、ナルこと渋谷一也率いる〈渋谷サイキックリサーチ／SPR〉の活躍を描いた、小野不由美のホラー小説シリーズが、なんと大幅な加筆を施した完全版として復活を遂げた。待ってた。待ってたけど、全七巻だったよね…。1冊1200円×7=8400円うん、1度読んでいる身には、購入するには高く感じる。でも、加筆分が読みたい。悩ましいな

  2010年11月14日

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  獣の奏者（探求編・完結編）。

  「獣の奏者」上橋菜穂子著　あらすじは…あの“降臨の野”での奇跡から十一年後―。ある闘蛇村で突然“牙”の大量死が起こる。大公にその原因を探るよう命じられたエリンは、“牙”の死の真相を探るうちに、歴史の闇に埋もれていた、驚くべき事実に行きあたる。最古の闘蛇村に連綿と伝えられてきた、遠き民の血筋。王祖ジエと闘蛇との思いがけぬつながり。そして、母ソヨンの死に秘められていた思い。自らも母となったエリンは、すべてを知ったとき、母とは別の道を歩みはじめる…。 私はアニメよりも先に、原作を読んでいた派です。この作家さんの本で、有名なのは「守人シリーズ」の方だったけど、私としてはこちらの「獣の奏者」の方が好きなので、アニメ化してさらに続編へ繋がったのがすごく、嬉しい♪王獣編のラストの終わり方が、終わり方だったので、完結編も安易にハッピーエンドには流れないのだろうなと予想がつきつつも、あの完成された世界を又読めると思うと、純粋にファンとしては飛び上がって喜ぶほど、嬉しいデス読後は、気分が高揚するでもなく爽快感でもトキメキでもない痛々しくて容赦がないもどかしいけど、でも色々と考えさせられる。そういう、読書の楽しみを教えてくれる本でした。

  2010年03月15日

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  天仙巫女ソニン。

  天山の巫女シリーズ・全5巻　菅野雪虫ちょっと夜更かしして、全巻読み終えました。読み出すと、ページをめくる手が止まらない感じで。「巫女」として「落ちこぼれた」少女ソニン。主人公の挫折から始まり、さらに苦境に遭うことで成長していく物語です。また、彼女を見守る家族の愛、友人や同僚との友情は、暖かい気持ちにさせてくれます。戦争・政治の駆け引きなどを通して、すべての登場人物に成長があるのがいいです。 素敵なファンタジー小説に出会えたなぁ…と思いました。実に読みやすく、とっても優しい語り口でありながら、内容は安直にご都合主義に走っていないので、児童書ですが大人も楽しめる作品だと思います

  2009年11月13日

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  狐笛のかなた。

  「狐笛のかなた」　上橋菜穂子著一言で言うと、少女と霊狐の孤独で、けなげな愛のお話。野間児童文芸賞受賞作品。小夜は12歳。人の心が聞こえる（聞き耳）の力を亡き術師の母から受け継いでいた。ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の（あわい）に棲む霊狐・野火だった。野火は、術師に命を握られ、狐笛で使役されているがその事に違和感を感じている。また、隣り合う二つの国の争いに巻き込まれ、呪いを避けて森陰屋敷に閉じ込められている少年・小春丸。それぞれに、違う立場に立ちながらも、それぞれに孤独なかれらが結んだ絆を中心に物語りは進んでいく。土地と水をめぐる隣国の争い。敵対する領主に仕え、争いに力を貸す術者たち。術者に縛られて使い魔として使役される、霊狐たち。読み始めると、日本の風景(野山）が、グーン目前に広がってドンドン引き込まれてしまいます。狐・呪い・深い森・暗い場所・消えていく命・死の影すら、ひょっとしたら子供の頃身近にあったからこんなにも、懐かしく感じるのかしらと…。人間は自然の中の一欠けらの存在でしかないのに、不遜にもいつしかそれを忘れてしまっていることに気づかされる。普遍的な小さな温もりを感じること、愛おしく思える幸せ、儚くも美しく、本当に大切なものは何かを感じさせてくれる素敵な物語でした。

  2009年11月09日

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  氷室冴子さん死去。

  小・中学校時代、むさぼり読んでいた作家の氷室先生が他界されたと、ネットニュースで知りショックです「クララ白書」とか、「さようならアルルカン」とかの初期のリリカル作品は言うまでもなく、すべての作品、エッセイに至るまで揃えてちゃんと読破するぐらいのファンだったのです。訃報を知った時、これで「金の海　銀の大地」の続編は、未来永劫読めないんだな…。が、一番に思ったことでした。執筆活動休止はしてるけど、いつかは出るのではと少ないながらも、心のどこかで期待していたのでしょう間違いなく、私に読書の楽しみを与えてくれた作家さんでした。５１歳の若すぎる死を悼むとともに、ご冥福をお祈りします…。

  2008年06月06日

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• 「十二国記」キタ～～～！！！

  待ってました！待ってましたよ～～2月27日発売のyom yomに小野不由美の新作ファンタジーの短編が掲載決定。しかも、ネットの噂通り、十二国記ですよ！　タイトルは「丕緒の鳥」ですって泰麒の話かは、分かんないけど…泰麒の話だったら、きっと本屋でニンマリとしまくり店員さんに不気味がられるでしょうすでに、友人から情報貰った瞬間、「うそ？本当…？！やったぁ～！驍宗さまぁ～～～！！」と、本人も良くわからない、雄たけびをあげていた前科がありますから、自信あるわ！まあ、泰麒の話じゃなくっても、十二国記なら嬉しいことには変わりないですがそれにしても仕事がもともと、休みの日でよかった♪でないと、祖母を急遽病気に仕立てて、お休みの電話を入れたくなっていたに違いない！(本当にやったら、社会人としてマズイとは思うけど、誘惑は絶大だったはず…だって、有給も残ってることだしぃ～。でも、小心の私は結局休めなくって内心無念の雄たけびに飲み込まれてるんだわ！っていうのが分かるだけに27日発売万歳～)とりあえず、27日の朝一、本屋にダッシュは決定ですわ。うん、27日まで頑張って生きるぞ～って気になります

  2008年02月15日

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  銀河英雄伝説好きに100の質問（81問～100問）。

  それでは、また停滞していた「銀河英雄伝説好きに100の質問」の続きを。今回でようやく終わりです中途半端なところから、またしても銀英伝に興味のない方にはまったく、興味のない100の質問いきま～す81:入りこんだら何をしたい? ユリアンだったら、ヤンに美味しい紅茶をいれ、歴史についての語りを拝聴するにきまってます！そして、「お前に閉ざす扉は持っていないよ」とヤンに優しく言ってもらうのです♪フレデリカだったら、ヤンの査問会のとき、内心怒り狂いつつも助けるべく行動して、いずれヤンに「君がいないと困る」って言ってもらうのですわ♪アンネローゼだったら、うふふ、ラインハルトにお説教してみたい～♪82:誰を部下にしたい? キルヒアイス。人格、容貌、能力すべてにおいて文句なし！彼の意見をすべて採用し、存分に彼の能力を活かせてもらえば、自分としては最小限の労力で作戦が成功するに決まっています。83:誰の部下になりたい? どう考えても私は、後方支援向きだと思うので（安全が一番だし）、キャゼルヌかな。でも、ヤンとアッテンボローもいいな～。84:こいつの部下にはなりたくないってのは誰? ラインハルト。求められるレベルが高くて、しんどいと思う。85:こいつだけは部下にしたくないってのは誰? フォーク。口を開かれると同時に、絶対蹴り倒したくなるほどイライラするでも、実際は常識が邪魔して、殴り倒さないので余計イライラとストレスが溜まるに決まってる！86:帝国軍あなたが入ったらどの階級まで行けそう? 帝国は･･･一般市民でいいです。「マイン・カイザー」とかいう雰囲気に馴染めない。ラインハルトが皇帝なら、一般市民もまあまあ、暮らしやすいと思いますしね。あ、それかアンネローゼの侍女とか希望。仕えやすそうな主人だし、非常識な要求や扱いはされないので、気分良く働けるし、おまけに眼福もあり♪ 87:同盟軍あなたが入ったらどの階級まで行けそう？ ヤンファミリーに潜り込める階級まで、私、意地でも頑張りますわ！88:師事するなら誰に何を習いたい? 私、欲張りなので･･･リンツに似顔絵の描き方を。ビコックに人生哲学を。ヤンに歴史を。ユリアンに紅茶の美味しい入れ方を。フレデリカにスケジュール管理の仕方を。アンネローゼに立ち振る舞いのマナーを。アッテンボローに正しい喧嘩の吹っかけ方を。ポプランにふてぶてしい、思考回路の持ち方を。シェーンコップに実践向きな喧嘩の応戦方法を。男爵夫人に意中の男性の落とし方を。キャゼルヌ婦人に、家庭運営（正しい夫の尻の引き方？）の極意を。89:住むとしたらどの時代のどの星(要塞可)? ヤンのいる場所なら何処でもいいです、ハイ。 90:幻の原作外伝5-6巻、取り上げて欲しい内容は? ミュラーの過去に経験したとうわさされる、手痛い失恋話を。アッテンボローの学生時代の有害図書運営活動の武勇伝を。ロイエンタールの何かお宝的失敗話を、ミッターマイヤーの語りで。ビコックの若き青春の日々などなど。ジェシカとラップから見た、青春時代のヤンとか。 91:リンツ画伯の展覧会、真っ先に見たいのは誰の人物画? アンネローゼ。92:こっそり見たい、誰の何？ ヤンの日記と蔵書、昼寝姿もしっかり盗み見したいフレデリカのスケジュール手帳。 アッテンボローのメモ帳（ネタ帳？）。アイゼナッハの家庭での様子。93:あの人に聞いてみたいこんな事、誰に何を聞く? アイゼナッハのプロポーズの台詞を、奥さまにぜひお聞きしたいわ。94:帝国はその後(原作終了後)どうなったと思う? 200年ともたないで、暴君が生まれ、元の木阿弥に。そして歴史は繰り返される･･･銀河の歴史がまた１ページ。・・・ですわ。95:イゼルローン共和政府はその後どうなったと思う? 機能しないまま、長々と続く。96:あなたの決める銀英の主役はズバリ誰 公式ホームページにはラインハルトと明記されてますが、個人的にはヤンと言いたい。でも、最後まで生き残った人が主役だと思うので、やっぱりアンネローゼかなとも思います。この方がいないと始まらない話でもありますし。 97:銀英キャッチフレーズを作ってみてください。 「銀河の歴史が○○○ページ。」（さあ、ヒマな方、誰か数えて！何ページあるのかを。ぜひ。） 「シスコン少年、姉の為宇宙を手に入れる！」な～ちゃって98:あなたにとっての銀英伝とは? 心に響く、名言集小説。2、3年に1度読みなおしたり、見たりする本でもあります。　99:原作者 田中芳樹氏にひとこと言うとしたら? 銀河英雄伝説を書いてくれて、本当にありがとうございます。でも、他の作品キチンと仕上げてから、新作に行ってください！ と言う事で、せめてアルスラーンとタイタニア、灼熱の竜輝兵だけでも完結させてください。100:ごくろうさまでした。感想をどうぞ。 疲れマシタ。ラストの画像は、すべてはこの人からのアンネローゼ様

  2007年07月25日

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  銀河英雄伝説好きに100の質問（61問～80問）。

  それでは、しばらく停滞していた「銀河英雄伝説好きに100の質問」の続きを。中途半端なところから、またしても銀英伝に興味のない方にはまったく、興味のない100の質問いきま～す61:もっと長生きして欲しかった…って思うのは誰? ラップ。（帝国に比べて、使える軍人が少ない同盟･･･この人が生きててくれたら、もう少しヤンがラクを出来たはず！）ウランフ。（上記に同じ）ヤン。（誰が死のうが、ヤンだけは死なないで欲しかった。それが正直な気持ち！）キルヒアイス。（キルヒアイスが死ぬと、途端にラインハルトがめめしくなるのだもの･･･一遍の曇りもなく、生意気で生意気で生意気なラインハルトが好きだったのにぃ～） ロイエンタール。（だって、ミッターマイヤーが泣くから）そして、ロイエンタールはせめてミッターマイヤーが来るまでは、生きていてあげて欲しかったな。62:抱かれたい(抱きたい)のは誰? そういうこと考えたことなかったわでも、せっかくだから考えてみた･･･。で、いろいろと考えてた結果。恋心より、好奇心が勝り･･･シェーンコップかアイゼナッハ。 63:抱かれたくない(抱きたくない)のは誰? これは、すぐ思い浮かんだわ。ルビンスキーとトリーニヒトと、旧貴族の馬鹿ボンとその叔父上、そしてフォークは絶対嫌だわ64:どの陣営が好き? ヤン陣営。65:その思い入れをどうぞ。 つまりは、ビコックが死ぬ前にラインハルトに言う言葉と同じかと。どう考えても、帝国より居心地いいと思うのです。民主主義で生きてきた私には。それに、楽しそうだし。ていうか、ヤンがいる･･･それが一番大事です！66:作中一番好きな会戦は? マル・アデッタ。 67:原作中それはないだろう、と思う設定は? ミッターマイヤーがプロポーズに黄色のバラの花束を持っていくこと。なんで、黄色？！と思いました。黄色のバラの花言葉は別れ･･･。これから、人生ともに歩んで欲しいと結婚を申し込むのに何故？！個人的には、黄色のバラも好きですけどね、プロポーズに黄バラは嫌でしょう･･･。68:アニメの中で、そりゃイカンだろうって所は? 外伝と本編の絵を変えるな！！ってことぐらいかしら？すごく、違和感と戦いながら観るはめになるから。あ、そういえば、キルヒアイスの私服がダサいのも微妙だわ。69:泣けた場面は? あり過ぎて書ききれません･･･。大泣きしたのは、ビュコックが人生に満足して、死んでいくシーン。 ヤンが「ごめん･･･」と言って、死んでいくシーン。フレデリカが、ヤンの死を知るシーン。ミッターマイヤーがロイエンタールのために泣くシーン。何度でも泣ける･･･。 70:笑った場面は? ヤン陣営の連中の台詞は、笑うことが多いです。 あとは、ラインハルトのプロポーズ。ヤンのとろくさいプロポ－ズも、ニヤニヤと喜びましたわ。71:衝撃的だった場面は? 攻撃を受けて死んでいく人々のリアルさ。キルヒアイスの死。ヤンの死。72:格好良い場面は? いろんな人の、死に際。それぞれに、ドラマがあるのがいいです。73:腹の立った場面は? これを言うと、ラインハルトファンに殺されるかもしれませんが、 キルヒアイスが死ぬシーン。ラインハルトに怒り爆発でしたわ。後は、もちろんヤンの査問会です。あと、フォークの言動すべて74:どのメディア(小説・アニメ・漫画・ゲーム他)の銀英が好き? 原作小説とアニメ。小説は想像の幅が自分で持てるのが魅力。アニメは音響、映像共に楽しめるのが魅力。75:銀英伝を読んで(観て)いて困ることってある? エンドレスで読み続け（もしくは、観つづけ）寝不足の、フラフラ、クラクラ状態になること。本は、ニヤニヤしたり、涙涙の百面相をさらす可能性があり、人前では読めないのが困る。76:バーミリオン星域会戦、ラインハルトとヤンどっちが勝ちだと思う? 個人対個人の戦いだとヤン。全体的にみたら、ラインハルト。 だから、ラインハルトってことになるんだろうな～。ちょっと、不満だけど！というか、ヒルダの内助の功は一般人とレベルが違うっていうか、内助の功どころじゃないよね？こんなお嫁さんなら、私も欲しい！容姿端麗、頭脳明晰、その上性格もいいとは･･･できすぎですわ77:戦ってみてほしいのは誰と誰? ぜひ、アメリカ大統領選をヒルダvsジェシカvsフレデリカで。皆、弁舌さわやかで聴き応えありそうでしょ？78:どっちが勝つと思う? やっぱり、ヒルダかな･･･？79:誰が提督で誰が参謀だったらベストコンビか？ ビコック提督、ヤン参謀（一番好きな組み合わせ。）キルヒアイス提督、ヤン参謀（ヤン、ほとんど何もしなくて済むし、きっと穏やかな雰囲気で物事が進む気がする）ミッターマイヤー提督、ロイエンタール参謀（この二人は並んでると、男同士の友情もいいなと感じる）ラインハルト提督、キルヒアイス参謀（ラインハルトが無敵な気がするわ。この二人に全権があった場合、さすがのヤンでも勝てないのでは？）80:作品に入りこむとしたら誰になりたい? ユリアンかフレデリカ、もしくはアンネローゼ。また、微妙なところで次回へ続く♪･･･ですわ。次回、ようやく最終回。妄想爆発の予定･･･。今回の画像は、若いのに苦労性のユリアンをチョイス。きっと、カリンの尻に敷かれるのでしょうね

  2007年07月03日

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  銀河英雄伝説好きに100の質問（41問～60問）。

  それでは「銀河英雄伝説好きに100の質問」の続きを。中途半端なところから、またしても銀英伝に興味のない方にはまったく、興味のない100の質問いきま～す41:OFF会で楽しかったネタはなにかあります? なし。42:OFF会で失敗したネタなにかあります? なし。43:会った中で「この人凄いわ」って人はいます? なし。44:銀英ネタを話せる人がネット以外でいます? いるのだけど、今は遠く離れていてそうそう語れないのが寂しい。45:一番最初に好きになったのは誰? 愛するべきナマケモノ。そのくせ、戦うと勝つ。自己矛盾の塊り。人間味溢れる、昼寝と紅茶の好きなヤンです46:無条件で好きな人物はだれ? ヤン。（上記の理由で）フレデリカ。（ヤンを思い続け、努力しつづけ、とうとうゲットした根性が気に入ってます）47:理屈抜きに嫌いな人物はだれ? もちろん、ヤンの嫌いな人たち（笑）。特にあの、某政治家とか（笑）。査問会でヤンをいびった人々。それと、地球教徒。48:同性として憧れるのは誰? フレデリカとヒルダ。フレデリカは、聡明で、有能、さらに美人で性格もよく、１１年越しの初恋を実らせ、ヤンの奥さんになるのですもの。 憧れずにはいられない！ヒルダは、憧れというより尊敬の対象だわ。･･･だって、最初から最後まで内助の功どころの話ではないですよ？こんな奥さん、自分が男だったら欲しいわ！49:異性として憧れるのは誰? ポプラン。なんていうのか、きっと何があっても生き抜くだろうという、あの生命力がいいです。ユリアン。あの、家事能力と素直さは愛さずにはいられない。そして、器が大きいところもいいです。ミッタマイヤー。愛妻家であり、ロイエンタールとの友情であったり、大切な人は絶対裏切らないだろうと思わせるあの誠実さ。そして、なんと言っても有能で地位安泰なのがいい（私って、正直～）。50:銀英カップル、誰が一番？ ヤン&フレデリカと言いたいけど、ヤンがかなりの若さで先に死んじゃうので、ミッターマイヤー&エバァでしょうか。ケスラー&マリーカもいいですね。やったね！若い奥さん。やったね♪頼りがいのある、有能な旦那様！みたいな感想を抱いたカップル。そして、アンネローゼ&キルヒアイスも好き。並んで立ってるだけで、美しい2人だと思います。51:デートするなら誰? 同盟ならアッテンボロー、ポプラン辺りが楽しいと思う。帝国なら、ルッツとか。ソツのないデートプランを楽しめそう。52:どこで何をしたい? お食事して、ドライブした後･･･ヤンのお宅訪問♪（これが目的かしら？！）53:一番智将だと思う人物はだれ? ミラクルヤン！ 54:こいつが一番猛将って思うのは? オレンジの髪の人をとっさに思い浮かびましたが、ミッターマイヤーやウランフの方が実は猛将かもしれないと思います。 55:名将の条件を兼ね備えたと言える人物は？ ロイエンタール、キルヒアイス、ミッターマイヤー、ミュラー。ビコック、ヤン、生きていたら多分ラップもだと。56:このキャラ渋いわ～って思うのは誰? 悲運の人、メルカッツ。死に際の格好いい、ビコックも渋いわ～。57:格好良いなぁと思う人物は誰? 常に理想に片思いしつつ、ぶつぶつ愚痴りつつも、やるべきことはきちんとやる、自己矛盾の塊りの人間味溢れるヤン。少年兵を形見として逃がしたファーレンハイトもカッコイイ。それと、野心を抱きつつ、キルヒアイスを従えてた頃のラインハルトもカッコイイ。 58:白兵戦なら誰が一番? 真っ向勝負、体力だけなら戦士オフレッサー。なんせ、脳みそも筋肉でできてるから。でも、頭を使ったらオフレッサーに勝てると期待するのは、シェーンコップでしょうね。なんたって、喧嘩の極意を知り尽くしてる男ですから。 59:情けないやっちゃ、、、って思うのは誰? ある意味、ラインハルト。60:こいつだけは許せないってのはどいつ? 「全宇宙が私の敵になっても、キルヒアイスは私に味方するだろう。実際、今までずっとそうだった。だから私も彼に酬いてきたのだ。それの何処が悪いのか。」とか言っていたはずなのに、結局キルヒアイスに銃の携帯を許さず自らの命と引き換えに助けられる原作2巻の、お馬鹿なラインハルト。･･･なんだか、ラインハルトファンに刺されそう？最後に今回は、おまけに「愛の手紙代筆君」で作った、ラインハルトへの恋文を闇夜が似合うラインハルト様へ切ないすぎて白骨化しそうなキルヒアイスです。ラインハルト様はまるで吹きさらしの落ち武者のようにしおらしい！あなたを思うと爆発的に過労死しそうです。ああラインハルト様のためなら針に糸を通しつつ魚をさばくこともできます。「キルヒアイスさんの青春って鼻の下みたいですね」と無邪気に笑うラインハルト様の横顔が忘れられません。キルヒアイスよりＰＳ．もう武装解除してください。･･･こんな、突っ込みどころ満載の恋文に仕上がりました。自分で遊んでおきながら、なんなんですが、こんなキルヒアイス、嫌だわ･･･。ていうか、もしやキルヒアイスファンも敵にまわしたのでは･･･？今回の画像は、宇宙を手にしたラインハルト。

  2007年06月22日

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  銀河英雄伝説好きに100の質問（21問～40問）。

  今日は、銀河英雄伝説100の質問の続きの21問から40問を。それでは、銀英伝に興味のない方にはまったく、興味のない100の質問いきま～す21:自分を銀英の登場人物に例えたら誰? ハイネセンの一般市民。他人に言われたのは、キャゼルヌ婦人。22:自分の周りに銀英キャラのような人います?誰に似てます? 昔働いていた職場の上司が、オーベルシュタインに顔がそっくりだった。スゴイ、愛想のいい接客業のオーベルシュタイン･･･。23:銀英の他に好きな小説・アニメ等はなに? あり過ぎて、すべて挙げるのは無理･･･。銀英好きにお勧めは、小野不由美の「十二国記」銀英を読んで影響されて書いたと作者も言っていますし。24:銀英関連の書籍は原作含めて何冊持ってる? 原作小説全巻と外伝全巻のみ。25:これは凄いだろうって本は何か持ってる? 今に至っては、初代の原作ノベライズ本自体がもしかしたら珍しいかも？色々、新しく刊行されて今は、絵も華やか～♪で驚きました･･･。26:ビデオ/LD/DVDのどれか(または全部)もってる? 持っていません。アニメは母が一生懸命録画していました。私自身は、そのうち、誘惑に負けてDVDは購入するかもしれないなとは思います。ちょっと、お高いので悩むけれど。 27:銀英関連のグッズはどれくらいもってる? どんなに好きなアニメでも、基本的にグッズには手を出さない主義です。持っている人に、見せてもらって満足するタイプ。28:自慢できるグッズはなんかある? ないです。 29:銀英に関する創作活動(小説やCGなど)を何かしてる? 基本的に観る、読む専門なので。30:銀英伝のゲームはどれをやったことはありますか? 何かひとつ買った記憶があるんですけど･･･名前が思い出せません。戦艦シュミレショーンゲームだったと思いますが、数回使用後売りました。ゲーム自体そんなに、しない人間だったのになんとなく、買ってしまったのはまさしく銀英の魔力でしょう（笑）。31:一番面白かったのはどのゲーム? さあ？32:一番つまらなかったのはどのゲーム? さあ？33:どんなゲームがあると良い?具体的にどうぞ。 選択肢しだいで、同盟と帝国の未来が変わるタイプ。キルヒアイスが死なないで、アンネローゼ様と結婚。ラインハルトは独身を貫き、最終的には、アンネローゼの子供が皇帝になるというエンディングがあったりする。もしくは、ヤンが苦渋の決断で帝国に逆亡命とか。もしくは、ラインハルトたちが同盟に亡命してくるとか。で、ヤンとキルヒアイスと友人関係になったりする。でも、ゲームより、365日違うキャラボイスの目覚ましとか、いいかな。34:あなたのホームページはどんなコンテンツ? 食べ物、介護、映画、本、美容、その他日常のことなどなど。まとまりのない内容となっております。 35:自分のホームページで銀英を取り上げてる? 今、まさしく36:お奨め銀英伝のホームページは? 公式ホームページ？37:楽しめる銀英伝のホームページは? さあ？これから気になった時に探します。38:銀英系のチャット・BBS・MLなど何かしてます? してません。39:そのなかでお奨めはなにかあります? さあ？ 40:銀英系のOFF会に出た事はあります? さあ？こんな、微妙な返答で終わってしまってごめんなさい･･･。次回も、微妙な返答から始ることが約束されていますが、後、3回お付き合いくださいませ。本日の画像は、いい人ほど早世すると言う言葉の見本みたいなキルヒアイスをチョイス。

  2007年06月21日

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  銀河英雄伝説好きに100の質問（とりあえず、1～20問）。

  銀河英雄伝説100の質問を以前から、やりたくて仕方がなかったのですが･･･。一気にやるには、体力がなく･･･。数人の友人たちに、いずれアップすると言いつつ時間だけが流れておりました。ようやく、このままでは、ず～っとやらないかもしれないと思い･･･重い腰をあげましたとりあえず、100問は多いので20問づづ、気長にアップ予定です。それでは、銀英伝に興味のない方にはまったく、興味のない100の質問いきま～す1:あなたのハンドルは?正式には、Wasiko。略式には、ワシコ。漢字では、腹黒時は鷲弧、善良時は和紙子となります。2:性別・血液型・星座は? 女性・A型・乙女座。3:銀英伝との出会ったきっかけは何？ 中学のころ、友人の友人のさらに友人という間違いなく、ただの他人に原作小説を借りた。結局、顔も分からないままですが、貸してくれてありがとうと心の底から思っております！4:銀英伝にはまったのは何から?(小説・アニメ・漫画・ゲーム他) 原作小説。5:銀英伝に「はまる前」のイメージは? まったく知らなかったので、イメージは欠片も持っていなかった。6:銀英伝を最初に制覇したのは、原作・アニメどちら? 原作。7:銀英伝ファンになってかれこれ何年? 十数年。8:妻(彼氏・旦那)はあなたが銀英好きな事を知っていますか? 今はいないけど、いたとしても隠すつもりはとくにない。 その代わり、相手が興味を示さない場合、大プッシュしまくる予定も、特にない。9:知ってる場合どう思われています?隠してる場合何故? さあ？特にどうとも思われないと思うのですが･･･。10:周りの人はあなたが銀英好きな事を知ってますか？ 知ってる人は、知っている。11:その反応は? 同じく好きな人とは、話が盛り上がる。知らない人は、そんなに反応しないかと。 12:周りに何人銀英ファンがいます? 3,4人かな？13:銀英伝ファンをやっていて良かった事ってありますか? 読んでいて（観ていて）自分が楽しい。 好きな人とは、話が盛り上がる。14:銀英伝ファンをやっていて嫌だった事ってありますか? 今のところ特に ない。15:銀英と出会ってあなたはどう変った? 理屈ぽく物事を考えるようになったかな。それと、他人には他人のそれぞれの正義（ものの見方）があると思うようになった。物事は出来るだけ、客観的に見るように努力しようと思った。三国志や中国史のスケールの大きさにハマリ、歴史小説や史記をワクワクドキドキと読み漁るようになった。16:銀英が無かったらあなたはどうなってた? さあ･･･？17:銀英のネタはどこで仕入れてる? ネタを仕入れるより、小説読みかえすとか、アニメを観なおすとかの方が好きです。18:他人に銀英伝を薦めますか? 歴史や、本が好きな人で、尚且つ、登場人物が多くても、文字数が多くても大丈夫で、時間がありそうな人なら、一応勧めてみます。アニメ好きでまだ見てないようなら、以下上記同文。19:銀英ファンとして誰にも負けない!ってところある?作品に対する愛情。20:銀英を通じて新しい知り合いは増えた? 少し増えました。 とりあえず、今回はここまで。後、4回続きますとりあえず、ヤンの映像を貼り付け～アニメの出来も、素晴らしくいい作品ですよ～。

  2007年06月20日

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  童話物語

  「童話物語」少し前に、minto918さんのブログで紹介されているのをみて、気になった本をようやく図書館で借りて、先日読みました。ええ、夜更かししてフラフラになりつつ一気に読み終えました。読み終わったのが早朝4時･･･午前中の仕事が利用者都合でキャンセルとはいえ、いい大人が睡眠時間を削って読んでしまうぐらいには面白かったです。欲を言えば、こういう純粋なファンタジーは、子供の頃に読みたかったと思います。たぶん、もっとワクワクドキドキして読み進むことができたでしょうから。物語は小さな町でその日の食事にも困りながら、孤独と絶望のふちで本来の優しさを失っていた少女ペチカが、妖精のフィツと出会うところから始ります。世界は滅びるべきなのか？　その恐るべき問いの答えを得るために、妖精フィツは地上へとやってくるのです。で、最初に出会ったひとりの人間を九日間観察して判断することがフィツの使命。そして、フィツがたまたま出会ったのは極めて性格の悪い少女ペチカだった…。 世界の命運は少女ペチカにゆだねられた、果たして人間は滅びるべきなのか？！というあらすじです。まあ、正直に言うならば、あらすじとペチカの最初の境遇を読んでいる辺りで大体のこの本のラストが予想できてしまいました。虐待され誰一人味方のいない孤独の中で育った少女、ペチカの心に刻みついてしまった人間への不信感と憎しみ。ペチカが自分に辛く当たった人間を許せるか、許せないかで妖精の日の審判（人間は滅ぼすべきか？）が下るのだなと思いつつ読んでいました。おおまかなラストは分かるものの、世界観がしっかりしている上キャラクター達が生き生きとしていて楽しかったです。この本は、「はてしない物語」や「十二国記（特に陽子が王になるまでの話）」が好きな方は気に入るのではないかと思われますので、まだ読まれていない方は、機会があればぜひどうぞ。　

  2007年06月06日

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  第五弾　ゲド戦記（あらすじ紹介）

  第五弾では、以前張られた伏線や、暗示されたことがらについてようやく説明されます。そして、アースーシーの変化がより明らかになっていきます。妻を亡くした男ハンノキ（呪い師）が、死者と、死後の世界の夢にうなされることが物語の始まりとなります。死者たちは、ハンノキに救いを求めていました。ハンノキは「どうしたら夢を見ないですむのか？」とゲドに尋ねに来るのです。また、ハブナーでは、レバンネン王（アレン）が西の海で竜が暴れ出したことに心を痛めていました。そして、その対策を考えるにあたり相談相手として、テナーとテルー（テヌハー）を呼ぶのです。そして、さらに、西方で暴れていた竜がハブナー島の西岸にまで飛来し、畑を荒らしたりと暴れ出します。今回も、ゲドは最初にちょっと登場するだけで、後の話はレバンネン王とテナーを中心に語られていきます。最初は、無関係に見えたハンノキが亡くなった妻に夢の中で呼ばれることと、西方で竜が暴れていることが、実は関係があることが、だんだんと明らかになっていくわけです。ハンノキの見る夢の中には、この世とあの世をへだてる石垣をくずそうとする死者もいました。それは、以前ゲドが見た死者たち（何の感情ももたず、何ら生みだすものもなく、生前愛した者さえ忘れ、うつろに歩きまわるだけの死者）とは異なる姿でした。アーキペラゴは、またしても揺らぎ始めていました。（クモが倒され、生死のさかいの扉が閉められ、王が即位した後も、不安定でしたが・・・さらに揺らぎ始めるのです。）依然として大賢人は不在。竜は人間の領域を侵している。これらは、均衡がくずれたことによって、生じた問題でした。王レバンネン(アレン)と部下、ローク島の賢人たちは、自分たちとは異なる生死観を持つカルカド帝国の姫セセラク、竜人アイリアンと出会います。その出会いが、均衡がくずれたわけをつきとめ、アーキペラゴの人々が忘れ去っていた、竜と人間との関係を再発見するきっかけとなるのです。均衡の崩壊は、またしても禁忌である不死の魔法と関わっていました。竜と人間とは、もともとはひとつの種族だったのですが、竜が自由を、人間が土地とくびきを選び、人間と竜は、東に西に住み分かれるようになったのです。しかし、アーキペラゴの人々は、竜のものであったはずの自由を得るために、つまり永遠に生きるために、魔法で「永遠に生きる国＝死者の国」をつくったのでした。このことが、竜を怒らせ、均衡がくずれる原因となったのです。パルンの知恵の書も、クモやトリオンの過ちも、きっかけにすぎなかったのかもしれません。そうして、死とは何か、永遠の命とは何なのかを、レバンネンやテナー、ハンノキたちは探っていきます。アーキペラゴの人々は、死後、石垣のむこうで永遠に生き続け、カルカド帝国の人は、生まれ変わることによって永遠に生き続けるという、テナーが感じた生死観の違いのなぞも、竜と人間の関係が明かされていくにしたがい、解かれていきます。石垣むこうの死後の世界は、本当の死ではなく、また永遠の命でもない、魔法で切り取られた竜の領域だったのです。死者たちが、ハンノキに求めていたのは、安らかな本当の死でした。石垣がなくなったとき、魔法によって生と死をコントロールしていたアースシーの人々が、本当の死を取り戻し、風さえ吹かなかった死後の世界にも風が吹いたのです。その風に乗って、アイリアンとテハヌー（テルー）は、竜として西へと帰っていきました。テハヌーは、竜と人間をつなぐ役割をもっていたのかもしれません･･･。　　　　　　　　　　　　　　　　＜完＞　映画で、無理やり、いきなり竜になったテルー･･･原作を読んでない方にとっては、最大の疑問点だったようですが、少しは理由をわかっていただけたら幸いです

  2006年09月09日

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• 第四弾　ゲド戦記（あらすじ紹介）

  第四弾は、これまでのようなゲドの活躍は、残念ながら見られません・・・。なぜかというと、ゲドはクモが開いた扉を閉じるために、魔法を使い果たし、若いころの傲慢なまでの自信も、竜王となって大賢人となった大魔法使いとしての力も、全て失っているからです。失意のゲドは、故郷のゴント島に帰ります。ゴント島には、テナーがおり、ひとりの女ゴハとして、平凡な日々を送っていました。テナーは子どもを育て上げて夫を亡くした後は、ひとりで農園をきりもりしていました。しかし、もう若くないゲドとテナーは自分たちの果たすべき課題を既になし終えてしまっており、さらに社会的地位や権威や力をも、失っていたのです。彼らは、あるがままのひとりの人間として、これまでとは違った人生に向かって、歩き出します。テナーは、夫を亡くして、子供が独立した後は、自分には、女としての価値がないように感じています。なので、養女テルーの教育でも、男のものの魔法をテルーに授けて、ただのまじない師として生きることではなく、他の道を探してあげたいと思っています。テルーを育てることが、テナーの転換期でもありました。テルーは、肉体的にも性的にも、また心理的にも、虐待された少女でした。そして、それゆえに、内気で恐がりで、とつとつと話す子です。亡き魔法使いオジオンは、テルーに優れた素質を見いだして、テナーに彼女の将来を頼んだのです。そして確かに、テルーには優れた素質がありました。なぜなら、魔法使いになるために学ぶ真の言葉やさまざまな術が、テルーには不要であり、彼女は学ぶ必要もなく、すでに真実を知っていたのです。テルーは、魔法使いのように何かを「なす者」ではなく、竜のように「在る者」として存在しています。彼女の存在は、竜人を思わせます。そして、彼女の存在は、世界の変化のきざしのひとつでもあったようです。･･･話をゲドに戻すと、彼は魔法を失い、魔法使いでもなく、ローク島の大賢人でもない、ただひとりの人間として生きていくのですが、素の人間となって初めて、テナーを愛し、結婚するわけです。この、原作第4巻はこれまでの雰囲気と変わり（正直に言うと暗いの一言）、さらに伏線や暗示がいっぱいあったように感じます。第五弾に続く・・・。

  2006年09月08日

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• 第三弾　ゲド戦記（あらすじ紹介）

  エンラッドの王子であるアレンが、大賢人ゲドのもとに訪れたところから、物語は始まります。エンラッドで魔法の力が弱まって、不吉な出来事が頻発して起き、アレンがゲドに助力を求めにきたのです。異変は、エンラッドだけではありません。アーキペラゴでも、魔法使いが大切にしてきた均衡が失われて、秩序とモラルが崩壊しはじめているのでした。ゲドは、異変の原因をつきとめるため、旅に出る決意をします。行き先も、目的も定かではない旅ですが、アレンが同行することになります。…世界は荒れていました。混乱と争いがたえない港町ホート・タウン、ハジア（薬）におぼれる人々、言葉と力をなくした魔法使い、まがい物のローバネリーの絹織物、よそ者には攻撃をしかける民たち。そして・・・竜すらも言葉を失いかけていたのです。腕環がひとつになったにもかかわらず、アーキペラゴに平和がもたらされないわけの邪なる者の正体と居場所をゲドはつかみます。魔法と均衡が失われ、世界が平和にならないのは、統治者たる王が不在であることと、王不在を突くようにして、邪悪なるものが動き出したことが原因なのでした。邪悪なるものは、禁じられた忌むべき魔法を使って、民を惑わしていたのです。邪悪なるものは、死者を呼び出す魔法を使っていた、今は亡くなっている魔法使いのクモでした。ゲドはアレンと一緒に、クモを追って、さいはての島へ向かいます。この世とあの世との境目である石垣を越えて、死の世界を旅して、死者の町を通り過ぎ、クモがひそむ死の世界の底へとたどり着くのです。クモは自分が、生と死の世界を行き来することができる扉を開けて、生きている者と死者をも、自由に操る力を持った王だと信じていたのですが、そんな事はなく、クモが抱え込んでいたのは只の虚無なのでした。クモは、全てを否定したために（自分の死すら受け入れなかった）、真の名、自分の生と死、自己を失い、心も身体も、実体をともなわないただの虚ろな影にすぎませんでした。ゲドはそんなクモの虚栄をはぎとり、クモの過ちにピリオドをつけて、均衡と平和を取り戻すために、生と死の間を行き来できる闇の扉を閉めるのでした。ゲドは果たすべき仕事をまたしても、きっちりと終えたのでした。　　　　　　　　　　　　　　　＜　第三弾　終わり　＞あれ？アレンは何処に？ゲドが主役？アレン影薄くない…？と思った方のために。■追記■この旅の主体者は、アレンでした(たぶん)。旅をすべき者は、ゲドではなく、実際はアレンだったのです。扉を閉めたのはもちろん、ゲドの魔法です。しかし、その後のアーキペラゴの王となり、平和をになうのはアレンなのです。アレンは何としてでも、死の国から生還しなくてはならなかったと思われます。暗黒の地を生きたまま通過し、真昼の岸辺に到達することが、アレンの試練であり、アーキペラゴの王としての証でもあったようです。つまり、アレンを王座にすえたこと、それが今回のゲドの偉業だったわけです。第四弾に続く…。

  2006年09月01日

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• 第二弾　ゲド戦記（あらすじ紹介）

  第二弾は「喰らわれし者」アルハとして生きていた少女テナーが、自分と、自分の人生をとりもどす、物語です。アルハ（テナー）は、アチュアンの墓所の大巫女の生まれ変わりといわれ、６歳のときに、テナーという本当の名前、家族、故郷、すべてを捨て、「喰らわれし者」という意味のアルハとして、墓所で生きることになります。アルハが信じて、守っているのは地下迷宮と、そこに棲む名もなき闇のものたちです。光をきらう闇のものたちは、名を持たず、生け贄を求めて、仕える者を喰らいつくします。アルハは、信仰対象の正体すら知らず、名なき者たちをおそれて、主と呼んで敬い、隷属しています。アルハの信仰心は、大巫女としてのプライドでもあるのです。アルハの信仰心と対になるのが、ペンセやコシルの考え方で、同じ年頃のペンセは、巫女でありながら、無信仰者で、闇をおそれていても、神は信じていなかったのです。墓所がある聖地には、大王の神殿もあります。名なき者の神殿と対照的に、世俗の王が権力を誇示し、自らを神と名乗るための神殿です。コシルは、大王の神殿の巫女で、権力の後ろ盾を持ち、冷酷です。アルハを亡き者にし、アチュアンの墓所を封じることさえ、何のいたみも覚えずやってのけようとする女性でした。闇にとらわれて生きるアルハが、自己と自由をとりもどす、きっかけとなったのが、ゲドとの出会いです。この頃のゲドは成人になり、人格が磨かれて、魔法に熟達しています。ゲドは、失われたエレス・アクベの半分の腕環をさがして、迷宮に入りこみ、そこで、アルハと出会うのですが、大魔法使いのゲドには、彼女の真の名を探り当てることができ、アルハに「テルー」と呼びかけたのです。ゲドは、ペンセに影響され、「名なき者がいないのでは？」と不安になったアルハに、名なき者は存在するけれども、信仰対象に値しない邪悪なものであることを教えます。墓所に隠された腕環の半分と、ゲドが持つ半分の腕環がひとつになったとき、テナーは自由に向かって歩み出します。そして、ひとつになった腕環は、アースシーの平和を約束するものでもあるのでした。テナーは、自由に伴う責任と新しい人生に対する不安と、罪の意識に押しつぶされそうになり、自由をもたらしたゲドに対して、いったんは殺意すら覚えるのですが、ゲドは「見よ！わたしは闇で光を見つけたぞ。光の精（テナーのこと）を見つけたぞ。」と、飾らない言葉をかけるのです。テナーがゲドによって、自分自身を取り戻したように、ゲドもまた、テナーと出会うことによって、偉業を成し遂げることができたのです。第三弾に続く…。…次回ようやく、アレン登場します。

  2006年09月01日

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• 第一弾、ゲド戦記（あらすじ紹介）

  ゲド戦記確か、中学の頃読み始めた本です。私にとって、とても好きな本のひとつです。なので、ゲド戦記の映画で観て、「どこら辺が壮大なのか？」疑問に思った方のために。ゲドは、生まれながらにすぐれた魔法使いの素質を持っていました。１２歳で、ゴント島を他国の侵攻から守る活躍をしますが、魔法について、正式な教育を受てなく、高度な魔法、魔法使いとしての心構えを知りません。魔法使いオジオンが、ゲドの素質を見込み弟子にします。けれども若いゲドは、「より多くの、高度な魔法を少しでも早く習得したい」と、オジオンを唯一の師としながらも、彼の元をはなれて魔法学校があるローク島に行き勉強します。ロークの九賢人たちは、ゲドに、魔法だけでなく、魔法使いとしての心得や｢真の名｣の重要性についても教えます。人や生きもの、物などに魔法をかける場合、真の名を知らなければならなく、逆に、自分の真の名を魔法使いに知られることは、自分の命をにぎられたことと同じなのです。ゲドという真の名も、信頼できる数人にのみ明かし、ふだんはハイタカと名乗ることになります。そして、ゲドは高慢な心で学友との対抗意識から、死者を呼び出すという、危険で強力な魔法を使ってしまいます。自分の力を過信し、魔法の危険性には気づかず、死の世界から、死者とともに影までも呼び出してしまったのです。そして、ゲドは影から、つけねらわれ、影はゲドを食らって、思いのままにあやつり、災いを起こそうとします。影の真の名がわかれば、影に打ち勝つ方法もさぐれるはずですが、大賢人の一人に、影には名前がないと言われてしまいます。自信に満ちて、尊大だったゲドが、自分のおろかさに気づき、自らまねいた影が将来どのような悪事をなすかを知り、これまでのように自分を信じて生きることができなくなります。つらい境遇にいるゲドを、親友カラスノエンドウは自分の真の名がエスタリオルだと明かすことにより、（ゆるぎない信頼のあかし）励まします。影は、はじめのうちは、形を持っていませんでしたが、ゲドが影をおそれて、影から逃げているうちに、次第に明確な形を持ちだします。そして、ついに人の形をしてゲドの前に現れます。影は、ゲドの魔法を封じこめたのです。影から逃げることも、倒すこともできないゲドに、竜や、テレノンの手下になったセレットが、「影の名前を教えよう」と持ちかけます。影の名は、ゲドが最も知りたいことでしたが、この誘惑に屈すれば、ゲドは、影の名前を知る代わりに、自分自身を竜やテレノンの石にゆだね、支配されて生きることになるのです。ゲドは、テレノン宮殿からハヤブサに姿を変えて、オジオンのもと逃げて行きました。オジオンは、体も心もハヤブサになったゲドを、元の姿にもどします。オジオンは、「名を持たぬものないだろう、影と向きなおれ」とアドバイスします。影から逃げていたゲドは師匠のアドバイスを受けて、影を狩ることに決めるのです。ここで、ゲドと影と、追う者、追われる者の立場が入れかわります。ゲドはエスタリオルと、影を追います。ゲドが、影から逃げていたころ、影の力は強力でした。しかし、ゲドが影を追い始めると、影の力は弱まりました。影をしっかり見すえることによって、ゲドは、影の真の名を知ったのです。影が自分の一部だと自覚できないうちは、影は明確な形を持たなかったり、他人の姿を借りて出現しました。でも、ゲドが影と向きなおると決め、互いに離れられんようになっていると気づくころには、影はゲドにとりつけても、他人にはとりつけなくなっていました。そうして、影はどんどん、ゲド自身に似たものになっていきます。ゲドが影の名前を知る＝ゲドが自分自身を知ることでした。影は、ゲドの分身だったのです。受け入れがたかった己の一部である影を受け入れて、自分の名を呼ぶことによって、全き人格となったわけです。第二弾に続く…。

  2006年08月31日

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  スーホの白い馬。

  絵本は生まれてから、最初に読む本になります。しかも、自分で選ぶ前に大人達（親）に与えられる、人生初のプレゼント本ということですよね。まだ、私は独身ですがいずれ子供を持ったなら、プレゼントしたい絵本はやっぱり自分が読んできた絵本をまずは読ませようと思うでしょう。日本昔話やノンタンシリーズ、ディズニーシリーズ、ミッフィーシリーズ、いやいやえん、など好きな絵本は山ほどあるけれど思いいれがあるのは「バーバパパシリーズとスーホの白い馬」・・・です。バーバパパはあの姿を自在に変えて、問題を解決していく爽快感とキャラクターの可愛さに惹かれたのだと思いますが…スーホの白い馬はかなり渋い感じの絵で、内容もあんまり小さい子供向けでもなかったように思います。それでも、絵本という単語を思い浮かべるとき、馬を抱えた少年の絵が瞬時に思い浮かぶのです。内容も、かなり忘れているのに…です！この、現象に気づいたとき物凄くもう一度読み返してみたくなったことは言うまでもありません。ですが、まだ再読できずにいます。なんというか、読めないのです…。2年前、絵本売り場で見つけたとき、手に取る事もできずにその本の近くをウロウロした挙句、購入したのは「バーバパパのプレゼント」というクリスマスには部屋のインテリアにもなりえるだろうという、（私にとっては）実用性のある絵本のほうでした…。ですから、いい加減で申し訳ないのですが、かなりうろ覚えの記憶に頼りながらも、平たく言うと一匹の馬の恩返しがテーマだったような気がします。貧しい少年が、白い馬を助け愛情を互いに持ち合い、なんだかたぶん理不尽な目にあい（？）白い馬がいっぱいの矢を体中に浴びて、少年の所に戻ってくる。で、死んじゃうでも、泣いた記憶はないのです。どちらかというと、暖かい気持ちになれたような・・・気がします。今読みたいのは、｢あらしのよるに」シリーズ。しかし、DVDで観るか、本で読むかで悩み中だったりします。でも、これも気になっています。「あらしのよるに」の二匹が男と女だったら・・・？なんとなく、気になりませんか？

  2006年06月25日

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• 銀河英雄伝説(田中芳樹)。

  この本を読んだのは、確か中学ぐらいの時でした。当時、本の貸し借りが友人間で流行っており（ほとんど漫画でしたが…）、全然面識のない友人の友人の、そのまた友人という人（ほとんど他人だよね）から、回って来た本でした。字の細かさとその量に、ほとんどの友人が挫折する中、私は見事はまりました。続きが気になり、田中芳樹という作家を認識した初めての本でもありました。そして、続きが気になる私がした事は、その本を母に読ませることでしたなぜって？母が気に入れば、購入資金の援助が期待できたからです当時、おこずかいのほとんどを本代に費やしていた私ですが、さすがに14冊もいっぺんに買えません。で、後々ですが、外伝4冊は買ってもらいました今では母のほうが、ハマって「DVD欲しい～。」とか、いっているぐらいです(笑）。内容は、有名な作家の代表作ですし、ご存知の方が多いと思いますので簡単に説明すると、君主制と民主制の対立の話(簡単すぎる…？）。この本の良い所は、やたら多い登場人物がすべて、キャラ立ちしてることでしょう。また、誰も彼も魅力的で必ず誰かしらに肩入れができるのです。高校のころ、たまたまクラスメイトと銀英の話で盛り上がったことがありました。数時間語りあい、確か…「結婚するならミッターマイヤーが一番いい！」と笑って締めくくった。そんな、記憶があります。なにせこの方、最後まで生き残り(これ重要）、地位も名誉もあり、本人の人柄も素晴らしく良い挙句、さらにさらに愛妻家。文句のつけようもない…。まだ読んだことのない方、2巻で「ラインハルトのお馬鹿～～～！！！」8巻で「なんでぇ～？作者の馬鹿野郎～」と、泣けること間違いなしです。読むのが苦手な方には、アニメをおすすめです。原作にこれ以上ないほど、忠実にアニメ化されていますし、音楽も戦艦の戦闘シーンも素敵です。

  2006年06月12日

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• 読書の歴史。

  小学校の頃、学校の中で中庭の椿と図書館が一番好きな場所だった。そんな私の一番最初に読んだ分厚い小説といえば、「グリム童話」と「アンデルセン」だったと思う。童話は子供ながらに疑問だらけであったが(だって動物がしゃべったりするんですよ？！)、それはそれとして、空想の世界に飛んでいくというのは楽しみであったし、そんな瑣末なことは気にしないで物語りに入っていけた。次に手を伸ばしたのは、「はてしない物語」で、これは文句なしに夢中になって親に隠れて夜、布団の中でも読み進んだ。この本から、私のファンタジー好きが始まったのだが、中学くらいに映像化されたビデオを観てすご～く、ショックを受けた記憶がある。ぜひ、今の映像技術で新たに映画化して欲しい！そして、1度崩れた私の中のイメージを再建させてほしい～。そして、探偵ものや史記のスケールの壮大さに惹かれたり。結構、雑食的に読み漁り中学の頃には、田中芳樹や小野不由美、氷室冴子などを好きになり、今現在は山本文緒や村山由佳などが好きです。これから、随時読んだ本たちの感想や紹介をしていきたいと思っております。

  2006年06月08日

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