カテゴリ:墨田
会社に歩いてくる途中、横網公園にたくさんの人がいた。
歩道には、露天の店も出ている。 そう、62年前の今日、東京大空襲があり多くの人が亡くなり家を失ったのである。 公園の中に入ると、年配の方が多かった。 線香の匂いとたくさんの花が、いつもの静かな公園とはまったく違った雰囲気を作っていた。 ちょうど墨田の山崎区長の追悼の言葉が、マイクを通して園内に放送された 姿は見えないが、今日この場に来ているようだ。 その中で、墨田区内の人が東京大空襲では、6万3千人。 関東大震災では4万8千人の人が亡くなった。 と言っていた。 この狭い墨田区だけで、しかも大正の末から昭和のはじめにかけての短い期間に、 そんなにも多くの人が亡くなったのかと思い、あたりを見回した。 町全体が大火事、 周りは川に囲まれ逃げ場もない。 多分、創造を絶する火の海だったのだろうなと感じた。 戦後、町の不燃化を目指してきたのは、そういうことだったのか。 東京大空襲のことは話では聞いていたが、多くの参列者を目の前にして強く感じた。 多くの戦災、震災の被害者にはご冥福をお祈りしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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