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墨田区の建築家 「気まぐれブログ」

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2008年03月11日
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カテゴリ:墨田
墨田区の北部は、僕の好きな空間が残っている。
町名で言えば、京島とか向島というあたり。
どんなところが好きかと言うと
歩きやすいところ、
写真を見るとお母さんと子供が
6人も横に並んで
楽しそうにお話をしながら歩いているスマイル
よく、「道路は横に広がって歩いてはいけません」
とか言うが、僕は、広がって歩けるのなら広がって歩いた方が良いのではと思う。
この道路は巾が3mもない道路で、
建築基準法では42条の2項道路と言って
道路としては落ちこぼれ的な道路
なのである。しかし、
そんな道路が車の通りも無く人が安心して歩ける
人のための道路
なのである。

一方、下の写真は、歩道と車道がしっかり分離され、
道路としては優等生
の道路
080311_roji2.jpg
しかし歩道の巾は人が縦一列になって歩くしか無く、前の人の背中を見ながら歩くだけ
これはつまらないほえー
ここで声を大きくして言いたい
道路は移動するだけの場所にあらず
楽しく歩いて、コミュニケーションを図る場所なのである。
更に、歩くことは健康増進にも良く、
東京都老人総合研究所の老研式活動能力指標
によれば歩行能力が高い高齢者は平均寿命が長いという報告もある。
つまり歩くことは健康にも良いのである。
特に墨田のように空地や緑地の少ない地域は、積極的にこういった歩行者空間を仕込んでいかねばと思う。
道路を整備する者と、都市を考える者、建物を考える者、コミュニティーを考える者が、
一体になって考えなければ解決しないのである。
こういった、コミュニティー、まち、道路などを考えるのは近代では
地理学が担っていた分野であるが、現代になり専門分野が細分化するとともに、
専門家の寄せ集めがの骨格を考えるようになってきたことによる弊害が出ていると感じる。
やはり
歩行空間を中心とした全体をイメージできる人が推進役になって
まちづくりを考えて欲しいな。






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最終更新日  2008年03月12日 11時38分17秒
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