カテゴリ:環境
「不都合な真実」という映画を見た。
アメリカの元副大統領アル・ゴアが主演のドキュメンタリー映画である。 内容はCO2排出が増え、地球の温度が上昇。 その結果「人類が存亡の危機にさらされる」というものである。 温暖化による影響は色々あるが、 例えば、北極と南極の氷が解けて海面が6m上昇。その結果カルカッタや上海などの低地が浸水し1億人以上が難民になると言う指摘があった。 実際に何メートル上昇するかは意見が色々あるようだが、ここ墨田は大半が「0メートル地帯」なので心配である。日本のツバルになってしまうのだろうか? 問題が大きすぎて個人の努力には限界がある。 多くの人がこの問題を問題と思ってくれないと何も変わらない。 アメリカが悪い例だろう。当時のアメリカ大統領選挙でゴアとブッシュが、フロリダ州の開票まで争って最高裁判決でブッシュが大統領になった。そしてアメリカは京都議定書を批准せず、最大のCO2排出国の合意が得られなかったのである。 結果的に、環境問題を重要視していないアメリカ国民が相当数いたことが温暖化に拍車をかけている。ゴアさんが頑張っても国民が望まなければなにも変わらないという例である。 しかし皮肉なことに、そんなアメリカの自動車産業は衰退。環境技術を追求するトヨタやホンダ等の日本車の売れ行きが好調であると言う。理想を現実にする質実な技術を持った日本が環境問題を解決するのかも知れない。 実直で理想を追い求める日本人の良さが求められている。と思う。 特に技術の集積する墨田にとっては、温暖化対策は環境問題であると同時に産業振興の面でも重要課題なのかもしれない。 水没しないためにも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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