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墨田区の建築家 「気まぐれブログ」

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2010年02月18日
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カテゴリ:日記
今、工事中の建物のオーナーさんと話した
その方は、アパレル関係の会社を30年以上前に創業した方で
ユニクロとかエッチエム何とかとかGAPとかの
いわゆる安くて良いと、世間で評判のメーカーの品が売れ過ぎている
ことが話題になった。

ユニクロが出始めた時、
大量生産のおかげで安いが、みんなと同じデザインはイヤ!
という感じで、
今ほど世の中に受け入れられていなかった印象がある。
が、今は
誰もが平気でユニクロを着ている。
安さに加え、作りの良さ、暖かさを保つ機能を備え
無敵の製品を開発した結果
町の寄り合いに行っても、お年をめした方がフリースを着てくるなんて
当たり前の光景。
小学校でもユニクロの子供がいっぱい。

悪いことではないが
その結果、大資本のみが勝ち続けるという状況
個人の嗜好が、経済に押しつぶされているようで、心が寒い

♪みんなビンボのせいや、お父ちゃんちっとも悪うない♪~
70年代、岡林信康のフォークソングがあった。
歌の内容は
ビンボが原因で両親が別居、お父ちゃんと暮らしている女の子が、お母ちゃんにかわいい服を買って欲しいという気持ちを歌った曲。
かわいい服が買えないのはビンボが原因だと、女の子目線で歌った曲だったと思う。

個性を求めるのではなく、安い服ばかり選ぶ風潮。
多くの日本人がビンボになった。

行き過ぎた資本主義の結果なのだろう





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最終更新日  2010年02月19日 16時30分14秒
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