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不思議な動線の訳は、螺旋のスロープが二重螺旋になっていて、それぞれの螺旋のスロープが頂部にタイコ状の橋が架かりつながっているのだ。螺旋がひとつでもややこしいのに、それが二重になっている。身近な例では遺伝子の構造が二重螺旋構造だが、肉眼で見えるものではないのであまりなじみが無い。 こんな構造を江戸時代の住職が考えたというのだから面白い。実際は、住職が「一方通行で上がって降りるお堂を作ってくれ」と大工に言い。無名の大工が知恵を絞り作ったのであろう。普通の大工であれば「お坊さんそれは無理だべ」と言うところ。「ちょっこし、やってみるべ」と言うやり取りがあったのであろうか?(この辺は、まったくの妄想だが、、、) こんなすばらしいさざえ堂、斬新さの割には扱いがいい加減な気がする。落書きがあったり、隣の白虎隊のお墓の方が観光的な扱いが大きかったりと、ちょっと不満であった。 以下、会津さざえ堂の簡単な説明を公式ホームページから抜粋 会津さざえ堂は、1796年福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)といいます。当時飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、その住職であった僧郁堂(いくどう)の考案した建物です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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