カテゴリ:地震
これは、大規模な地震等があった場合、建物の危険度を判定し、建物に「危険」「要注意」等の判定をし、余震等による建築物の倒壊、部材の落下等から生ずる二次災害を防止し、都民の安全の確保を図るための講習である。 応急危険度判定員には、建築士(一級、二級、木造)の資格を持っている者がなる。 会場は、都庁の大会議場。遅れ気味だったので全速で走ってぎりぎりに到着すると、定員200人と聞いていたが、満員であった。都の方の説明によると、今日の出席者の倍以上の応募があったとのこと。震災への関心の高さ、震災に対して自分たちも何か貢献しなければという意気込みが感じられるようであった。 今後30年に大地震が東京に来る確率は70%と言われている。東京にも、いづれ大地震が来るのは分かっているのだが、応急判定員の出番が今後永久に無いのが望ましいのは言うまでもない。 できれば、地震は来てほしくない。 地震が来て欲しくないから、何もしないのではなく、来た時に備えて今できることを少しでもやっておくことが必要なのである。起こってからできることは少ない。 地震の起きる前にできることを今やる。まさに防災である。 同じ思いの建築士が、こんなにもいることにうれしい思いがした。 鉄板の入った靴を買いに行こう。 かなや設計 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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