カテゴリ:環境
今回の設計では、自然エネルギーを利用しCO2の削減を目指しつつ、光熱費を減らし、施設運営の固定費を減らす試みをしました。 自然エネルギーの利用では、 ・少ない設置費用で比較的早く元が取れる太陽熱集熱機で浴室の温水を作ること、 ・年間を通して安定して熱を利用できる地中熱を冷房と暖房に利用すること などのアクティブな手法を採用し、 それらの自然エネルギーの利用を有効に省エネにつなげるために ・厚めの外断熱を行ったり、 ・日射の遮蔽を工夫したり 等のパッシブな手法を組み合わせたハイブリッドな省エネを目指しています。 費用と効果のバランスを考えて、元を取るのに長期間を要する太陽光発電パネルや風力は使っていません。 また、高齢者の居住施設になるので、快適な温熱環境を同時に実現するため、地中熱との相性が良い放射式の壁冷暖房を採用し、省エネでありながら快適な環境を目指しています。 今日は、定例打ち合わせの後、現場の屋上に上がってみると写真のような夕景が広がっていました。施主の担当者、施工者とスカイツリーと夕日をバックに一緒に写真の撮りっこをしました。来年の1月末に竣工する予定です。 かなや設計 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月16日 09時27分22秒
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