カテゴリ:環境
壁冷暖房では、暖房時は壁面を暖めますが、壁を暖めるとなぜ快適なのでしょう?
温めている壁面は27°になっています。 外壁側の壁面は20.9°になっています。こちらはほぼ室温と同じです。 快適感は「気温」「湿度」「気流」「平均放射(輻射)温度」「代謝量」「着衣量」の6要素で決まると言われています。これらの内、前の4要素は建築側で決まります。一般的に重要と思われている「気温」は快適感を決める要素の1つに過ぎないのです。 暖房時は「気温」と「湿度」が低く、「気流」が早く、「平均放射(輻射)温度」が低いと不快に感じます。 エアコンで暖房をした場合、室温を上げれば上げるほど「湿度」が下がり「気流」が増すため不快に感じます。 一方、壁冷暖房で暖房をした場合、「湿度」が高く「気流」がほぼ無く「平均放射(輻射)温度」が高いので、エアコンよりも圧倒的に快適なのです。しかも、こういった環境は、高齢者のような弱者にとっては体調を崩しにくく安全な環境でもあります。 かなや設計 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月08日 19時26分15秒
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