今日は卒園式でした。
震災があったこんな時でも、日々刻々とすぎていくんですね。今日の気温は更に冷え込み、ニュースを見ても、被災地は一面の雪。瓦礫の下で動けず、助けを待っている方の安否が心配されます。我が家はそんな中、今日は下の息子の卒園式でした。引越しに伴って転園したので、新しい幼稚園は1年間だけでしたが、過ぎてしまえばあっという間でした。入場の時、みんな緊張の面持ちの中、満面の笑みで入ってきた息子。終了証書を園長先生から受け取って、得意気に笑顔で歩いていった息子。いつも通りのマイペースさに、呆れを通り越して、あっぱれ!(笑)でした^^他の子はどうであれ、ああ、息子は息子なりに成長したなぁと、感じました。実は下の息子はまだ軽度ですがADHD(注意欠陥・多動性障害)を持っているので、幼稚園がひとつの区切りとなります。幼稚園であれば、多少落ち着きがなくて行動に問題があっても、何とかやっていけました。しかし、小学校へ上がるとなると、常に授業中じっとして先生の話を聞かなくてはなりません。それは、うちの息子がもっとも苦手とするものなんです。幼稚園に入る頃から成長するにつれて、心配していた事が現実となり、状態を認めざるを得なくなりました。そこからも病院にかかるにしても、それなりの覚悟ができるまで中々足を向けることができませんでした。少しの希望とゆっくりと迫ってくる絶望。見てみぬ振りができれば、どれだけ楽なことでしょう。そんな中、いつも絶えない息子の屈託ない笑顔に救われていました。今回、小学校へ入学するにあたっても、大きな判断を迫られました。普通のクラスに入れるか、少人数の特別クラスに入れるか。悩んだ末、少人数で見てくださる、特別クラスに入ることを、決断しました。自分たち親が世間体を気にすることに囚われていては、息子の未来がかえって狭まってしまいかねないと思ったから。考え出したら、色々と心配や不安は尽きません。でもそんな時は、「なるようになる!」そう頭の中で唱えてます。なったものを悔やんでいても仕方がない。過去を振り返ってばかりいても変わらない。過去より今が大事。未来が大事。そう思っています。まぁ、そうは言ってもくじけそうになることも多々ありますが^^;大変なのは、私じゃなくて息子ですから。私はできる限りのサポートをするしかない、そう腹をくくりました。4月からは、1年生。ちゃんと学校まで歩いて通えるかな?楽しくお勉強できるかな?勉強、ついていけるかな?みんなと仲良くできるかな?ドキドキ不安と期待を胸いっぱいに!がんばれ、息子!!^^