カテゴリ:essay
長い一日だった。今日は出勤日。午後6時半で終了。それからもちろん飲んだから、帰ったのは10時。
命が縮まるようなことばかりしているが、これが実は「快適」であるということの確認。血管の縮小は大酒によって一時しのぎの延命を得、この積み重ねがもたらす災厄は自若として受け止める。 身体性を「健康」の言葉で語る人が信じられない。 しかし、「兼好」は言う、「事理もとより二つならず。外相もし背かざれば、内証必ず熟す。強ひて不信を言ふべからず」と。 ああ! しかし、Emily Dickinsonは言う、 This was a Poet―It is That Distills amazing sense From ordinary Meanings― And Attar so immense From the familiar species That perished by the Door― We wonder it was not Ourselves Arrested it ― before ― Of pictures, the Discloser― The Poet ― it is he ― Entitles Us ― by Contrast ― To ceaseless Poverty ― Of Portion― so unconscious― The Robbing― could not harm― Himself―to Him― a Fortune ― Exterior―to Time ― これが詩人というもの―詩人とは ありふれた意味のものから 驚くべき感覚を― また戸口で枯れてしまった ありきたりの草花から すばらしい香水を抽出する人― わたしたちには不思議です―前に 自分がそれにとらえられなかったことが― いろんな絵を、発掘して見せる人― 詩人とは―そういう人で― わたしたちを―反対に― 絶え間ない貧困にふさわしい者とします― 分け前については―とんと無頓着で― 強奪しても―損害を与えられない― 詩人は―自らが―財産で― 時間の―外にあるのです― (亀井俊介編・ディキンソン詩集より) 「詩人とは―そういう人で― わたしたちを―反対に― 絶え間ない貧困にふさわしい者とします―」この傲慢さにある、この驚くべき謙虚さ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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